東山彰良氏=文藻外語大学提供

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(台北 26日 中央社)アジアの文学や言語、教育、歴史などについて話し合う国際会議「第6回日台アジア未来フォーラム」が21日、文藻外語大学(高雄市)で開かれた。台湾や日本、中国大陸、米国の研究者が議論を交わしたほか、直木賞作家の東山彰良氏による基調講演も行われた。

同フォーラムは、日台の学術交流促進と日本研究の深化を目指す「関口グローバル研究会」が主催。今年は文藻外語大学日本語文学科や台湾大学日本語文学科なども主催に加わり、「東アジアにおける知の交流―越境・記憶・共生―」をテーマに、32本の論文が発表された。高雄での開催は今回が初。

東山氏は「台湾で生まれ、日本で書く」と題し、自身の経歴を紹介。越境文学とアイデンティティーの捉え方について掘り下げた。

文藻外語大の陳美華・学術副校長(副学長)は開会式のあいさつの中で、今回のフォーラムでの専門家の交流を通じ、多元文化の観点から台湾と日本、アジアの未来の方向性と共存の契機についてともに考え、探っていければと語った。

(編集:名切千絵)