26日、韓国最大の通信事業会社「SKテレコム」の名誉会長がわいせつ容疑で警察の捜査対象に挙がったことを受け、韓国・国民日報は近年韓国で相次ぐ「社会指導層」によるセクハラやわいせつ事件の問題を報じた。イメージ写真。

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2016年5月26日、韓国最大の通信事業会社「SKテレコム」の名誉会長がわいせつ容疑で警察の捜査対象に挙がったことを受け、韓国・国民日報は近年韓国で相次ぐ「社会指導層」によるセクハラやわいせつ事件の問題を報じた。

SKテレコムの孫吉丞(ソン・ギルスン)名誉会長(75)は25日、20代のカフェ店員の女性に対する強制わいせつ容疑で警察の取り調べを受けた。容疑について「思い出せないが恐縮している」などと述べたが、犯行の様子は防犯カメラに押さえられているという。

記事はこれを受け、韓国の政財界の重鎮や法曹人、大学教授など、社会の指導的立場にあるべき人間が孫氏のように「老醜」をさらした事件を5件、リスト化して伝えた。「法務部次官」「大統領府報道官」「ソウル大教授」「国会議長」「国会議員」とそうそうたる肩書が並ぶが、その容疑は「大統領の外遊随行中、インターンの女性に対するわいせつ」「ゴルフ場で20代の女性キャディーの体を触った」「女子学生7人に対するわいせつ」など、目を覆いたくなるような行為ばかりだ。

これについて心理学のある専門家は、彼らの「特権意識」と「報償心理」に原因があると指摘した。高い地位を得たことで自分の行動に対する客観的な判断が鈍り、また地位を得るためにしてきた努力に対して報償があるべきと考えてしまうのだという。

一方、韓国のネットユーザーはこれについて次のようなコメントを寄せた。

「男性のセクハラに寛大だった過去が、こういう年寄りの男たちをつくり上げた」
「昔はもっとひどかったはず」
「いつもやってきたことがばれちゃった年寄りたち。目を覚まして年相応の生き方をしてくれ」

「年を取ったらきれいに死ぬこと。90を過ぎたおばあさんの言葉」
「醜く年を取ったもんだね」
「本当の指導層になれない指導層だからだよ」
「社会指導層?僕はこんな人たちに指導を受けたことはないし、受けたくもない」

「社会の『わいせつ層』が実際に存在しているのか」
「指導層って言うより、地下層でしょ」
「これは別に『老醜』じゃなくて、もともとやってたことが今になってばれただけ」
「この国の年寄りは本当に恥ずかしい」(翻訳・編集/吉金)