25日、オバマ大統領がベトナムへの武器売却を発表するなど米越関係が好転していることに対し、中国が肯定的な態度を示しており、米紙が「意外な反応だ」と報じている。写真は米国とベトナムの国旗。

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2016年5月25日、中国紙・参考消息(電子版)によると、オバマ米大統領がベトナムへの武器売却を発表し、武器輸出が解禁されるなど、米越関係が好転していることに対して、中国が肯定的な態度を示しており、米クリスチャン・サイエンス・モニター紙は「意外な反応だ」と伝えている。

中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は定例記者会見で、「われわれ中国はベトナムが米国を含むあらゆる国との間で関係が正常化することを歓迎する」とし、「地域の平和と安定、発展に寄与することを望む」と述べた。

中国とベトナムなど周辺国との間では領土紛争が起きており、今回の一件で米国の介入が強まる恐れもあり、中国の反応は意外だと報じられている。

しかし、中国の南京大学南シナ海共同研究センターの朱峰(ジュウ・フォン)氏は、「現時点では、中国外交部のコメントは妥当なものだ」と指摘する。米中関係は複雑かつ重要であり、過剰に反応したと見られたくないからだと分析し、武器輸出解禁は地域のパワーバランスを変える可能性があるとのメッセージになったが、現時点では判断が難しいとしている。(翻訳・編集/岡田)