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食料品・日用品の買い物は、日々の生活に欠かせないですよね。少しでもおトクに買いたいと、チラシを見たりポイントを貯めたりしている人も多いのではないでしょうか。一方、そんな努力が無駄遣いの温床になることも……! 今回は、買い物における無駄遣いになりがちなNG行動を紹介します。

○ポイントカードの持ち歩き

おトクなイメージが強いポイントカード。買い物でポイントが貯まるとうれしいものですが、無駄遣いの始まりに注意が必要です。「ポイント●倍デー」には必ず買い物してしまうクセがつき、不要なものまで買ってしまうという人もいるのでは?

特に、財布がパンパンに膨らむほどポイントカードを持ち歩いている人は、要注意! あちこちのお店で買い物をしてしまうと、どのポイントも中途半端にしか貯まりません。

過去に家計相談をしに来たお客様の中に、ポイントカードを30枚以上持ち歩いている人がいましたが、色々なお店のポイントが有効期限切れになるばかりか、家計は毎月赤字という悲惨な状況でした。ポイントカードを持ち歩くなら、最低3、4枚にとどめましょう。

○毎日買い物

会社帰りにスーパーやドラッグストアに行くのが日課、という人も要注意。買い物は気分転換にもってこいですが、仕事で疲れているときは財布のひもが緩みがちになります。

ストレス発散に買い物をするクセがついてしまうと、洋服や化粧品など高価なものを衝動買いしたとき、後に罪悪感が残ります。これがまたストレスになって次の無駄遣いにつながることも……。毎日買い物に行くなら、お店に入る前に買うものを決めてから行きましょう。

○1円でも安いお店にハシゴ

安売りのチラシをチェックして、少しでも安いお店にハシゴするという人。その努力、本当に必要かどうか一度考えてみましょう。

わざわざ安いお店に行くと、ついがんばった自分へのご褒美にと、予定していなかったお菓子やビールをひとつ余分に買ってしまいませんか? せっかくお目当てのものを安く手に入れたのが水の泡です。それなら少々高くても、初めから買う予定だったものだけを買う方が、トータルで出ていくお金は少なくて済みますよ。

○3個で1,000円などのまとめ買い

おそうざいやスイーツ、冷凍食品などでよく目にする「まとめ買い」。「好きなものを3つ選んでまとめて1,000円」といった値段は何だかおトク感がありますが、まとめ買いする個数が本当に必要なのかを考えてみましょう。

例えば、結局食べきれずに捨ててしまったことや、食べずに冷凍庫に入ったまま……、そんな経験のある人もいるのでは? 初めから必要な数だけ買った方が経済的。買うときに一度考えたいところですね。

○閉店前の半額セール

スーパーの閉店前には、おそうざいや生鮮食品が軒並み半額セールになります。あえてこの時間帯を狙って買い物をする人もいるのではないでしょうか。実は筆者もセールが大好きです。

安く買えるのはもちろんおトクですが、やはり買いすぎには要注意! 半額だからといって2つ買えば出費はもともとの金額と同じです。うっかり気が緩むと必要以上に買ってしまい、通常の値段のときよりも出費が多くなることもあります。セールだからといって油断せずに、何を買いに来たのかをきちんと自分で忘れないことが大切です。

いかがでしたか? どれもおトクにみえて、うっかりすると無駄遣いにつながりやすい行動。買うものをメモしたり、買い物の予算額だけをお財布に入れて出かけたりして、不要なものを買わないようにするのも1つの手ですよ。

筆者プロフィール:加藤梨里
ファイナンシャルプランナー(CFP)、慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科 特任助教
保険会社、信託銀行を経て、ファイナンシャルプランナー会社にてマネーのご相談、セミナー講師などを経験。2014年に独立し「マネーステップオフィス」を設立。専門は保険、ライフプラン、節約、資産運用など。大学では健康増進について研究活動を行っており、認知症予防、介護予防の観点からのライフプランの考え方、健康管理を兼ねた家計管理、健康経営に関わるコンサルティングも行う。

(加藤梨里)