ソフトバンク、Android開発者もパーソナルロボット「Pepper」の開発ができる「Pepper meets Android」を7月より販売開始!発表会を写真で紹介【レポート】
スターウォーズのようだけど!?AndroidアプリがPepperでも動くようになる

ソフトバンクロボティクスおよびソフトバンクは19日、都内にて「Pepperの新たな展開に関する記者発表会」を開催し、人型ロボット「Pepper」がGoogleのAndroidに対応したことを発表した。

Androidに対応したPepperは、2016年7月より開発者向けモデルが先行販売され、Androidのプラットフォーム上でロボアプリが可能になる「Pepper SDK for Android Studio」のβ版も同日に提供開始となった。

今回はこのAndroidに対応したPepperはどのようなものとなるのかを発表会のプレゼンテーションを中心に紹介していく。


PepperをAndroid対応にした背景について、ソフトバンクロボティクス代表取締役社長の冨澤文秀氏は「一般家庭にも導入されているPepperに対していろいろなリクエストを頂いている。」とし、その上で「企業向けのPepper for Bizにおいては、どういう業種にどういうアプリケーションが売り上げに貢献するのか、コストダウンするのか、そういった治験を貯めて開発デベロッパーさんと共有している。」と述べ、「Pepperの世界規模での拡大に向けて、PepperにAndroidのプラットフォームを加えた。」と発表した。




Androidに対応することについて同氏は「AndroidのSDKでPepperの開発を直接行なうことができ、Google PlayにPepperのロボットアプリというものが登録されていく。この取り組みによって、これまではPepperの開発は専門のデベロッパー(開発者)のみだったが、Androidのデベロッパーもロボットアプリを開発できるようになりデベロッパーは約100倍になる。AndroidアプリをPepperで連携し、アプリケーションの価値を高めることができる。」と説明した。


続いて、ソフトバンクロボティクス プロダクト本部 本部長の蓮実一隆氏がPepperのAndroid対応について「Google Play上のアプリケーションが利用できるようになり、Pepperの使い勝手が爆発的に向上する」とし、「SDKによってPepperがなくてもAndroid Studio上でPepperがあるかのように開発できる。」と開発が容易にできることを示唆した。



壇上では、AndroidアプリでPepperを動かすデモとして、Googleのバーチャルリアリティ(VR)視聴アプリ「Cardboard」にPepperのカメラの映像を転送するアプリが紹介された。Cardboardを装着した蓮実氏の頭の向きに合わせ、Pepperも頭を動かし、Pepperのカメラ越しに映像が遠隔で見られるというデモだ。デモ終了後に蓮実氏は「こういうものもちゃちゃっと作れるようになる。」とコメントした。

さらに、手やポーズでPepperをコントロールするデモも紹介され、蓮実氏のポーズに合わせてPepperの動きが封じられるというハンドパワーをイメージしたプログラムだ。これは「Googleの機械学習ライブラリー『TensorFlow』を使い、さまざまな人の手の画像を覚えさせて機械学習することで、どんな人の手でもジェスチャーでPepperを動かすことができる。」と説明し、GoogleのライブラリーでPepperが爆発的に進化すると語った。

Androidに対応したPepperは、ごく普通にタブレット画面上でGoogleアプリの利用も可能だが、Pepperにアプリが対応することでメールを読み上げるなどの価値を高めることもできる。

なお、すでに流通しているPepperについては、ハードウェアとソフトウェアのアップデートで対応することができるとしている。

記事執筆:mi2_303


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