25日、韓国の大型スーパーで商品を盗んだとして80代の女が摘発されたが、その苦しい身の上が考慮され処罰を免れるという一件があった。写真は韓国のスーパー。

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2016年5月25日、韓国・聯合ニュースなどによると、韓国の大型スーパーで商品を盗んだとして80代の女が摘発されたが、その苦しい身の上が考慮され処罰を免れるという一件があった。

京畿高陽警察署によると、先月30日、高陽市内の大型スーパーで80歳の女が豚肉やあめなど4000ウォン(約370円)相当を盗んだとして摘発された。店員の通報を受け警察が現場に出動、女を窃盗容疑で取り調べたが、罪状が非常に軽い上に生活が困窮していたための犯行と判断、検察への送致は見送った。

調べによると、女は独り暮らし。95歳の高齢者の世話をするほか、古紙回収などで月50万ウォン(約4万6000円)ほどの収入を得ていた。生活保護受給者ではなく、収入はこのほか月20万ウォン(約1万9000円)の基礎年金のみだった。

これを受け、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「80歳じゃ歩くのも大変な年だろうに、実に気の毒だ。盗んだのが食べ物だったから、『レ・ミゼラブル』を思い出したよ」
「こんな暮らしでも生活保護受給者じゃないのか…韓国」
「やっぱりみんなの関心と寄付、福祉が必要なんだね」

「おばあさんが盗みを働くなんて、よほどのことだったんだろう。状況に応じて法の執行も柔軟にしないとね」
「4000ウォンくらいの物を盗まれたからって警察に通報するとはずいぶんだよ。内々に済ませたっていいことを通報するなんて、賞でももらいたかったのか」

「もし僕がその場にいたら、豚肉とあめを買ってあげたのに」
「仕事もしない国会議員の給料を減らすだけで、こういう人が半分に減るはず」
「通報するなんてあまりに薄情。こんなこと、ニュースにするまでもない話だ」

「これまで盗んだ物は本当にその4000ウォン分だけなのかな?窃盗も習慣だと言うが…」
「放免されてありがたく思ってくれてればいいけど。悪びれずにまたやらないか心配」
「これがG7に加われない韓国の実情なんだ。先進国と錯覚している韓国の実態」(翻訳・編集/吉金)