バスの下敷きになった母子を30人の市民が協力して救出!「美談」になるかと思いきや…―中国

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事故が発生したのは同日午前7時45分ごろ。小学校教師の女性は同じ小学校に通う子どもを連れて学校に向かっていた。しかし、学校近くの道路を横断しようとした際に走ってきた路線バスに引かれた。女性はとっさに子どもをかばい、バスの右前輪の下敷きになった。これを見た市民やバスの乗客、近くの店の従業員など30人あまりが駆け寄ってバスを傾け、2人を救出。女性は足に大けがを負い、子どもと共に病院に運ばれた。
この事故に、ネットユーザーからは「とっさに子どもをかばうなんて、母の愛は偉大だな。2人が早く回復しますように」といったコメントや、大勢の人が協力して救助にあたったことについて「心が温かくなるニュースだ」「やっぱり世の中には良い人が多いんだね」など、称賛するコメントが寄せられている。
一方で、「教師として、母親として、みだりに道路を横切るべきじゃなかったんじゃないのか?みんながルールを守れば悲劇は少なくできる」「みんなに言いたいのは、気ままに道路を横断しないでほしいということ。子どもを連れてるのならなおさら。事故のリスクも高まるし、子どもの教育にもよくない」など、道路横断のマナーの問題を指摘する声も少なくない。(翻訳・編集/北田)