24日、米サンフランシスコ発西安行き直行便の機内で、一人の女性客が突然意識を失い、危険な状態に陥った。西南交通大学第一付属病院の医師と米国人医師が力を合わせ、高度1万メートルの上空で緊急救命措置を施し、この乗客は危険な状態から脱出した。

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2016年5月24日、米サンフランシスコ発西安行き直行便の機内で、一人の女性客が突然意識を失い、危険な状態に陥った。西南交通大学第一付属病院の医師と米国人医師が力を合わせ、高度1万メートルの上空で緊急救命措置を施し、この乗客は危険な状態から脱出した。西安交通大学第一付属病院の医師は22日、救命措置の詳細について語った。中国新聞網が伝えた。

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北京時間20日、乗客の張さんは中国への里帰りのため、夫と子供とともに、米オースティンからサンフランシスコ経由で、サンフランシスコ発西安行ユナイテッド航空UA853便に搭乗した。離陸から約5時間経った午前11時ごろ、長旅でやや疲れていた張さんは、トイレに行こうと座席から立ち上がり通路を歩いている最中に、突然意識を失って倒れた。

客室乗務員は急いで機内でドクターコールを行った。西安交通大学第一附属病院の医師が数名、国際会議への参加を終えて同便に搭乗していた。ドクターコールに応じた彼らは、すぐさま倒れた張さんのところに駆けつけ、2人の米国人医師と協力して、意識を失った彼女に緊急救命措置を施した。

米中両国の医師が話し合った結果、張さんは乏血性ショックによって意識を失ったと診断された。急きょ組織された米中医療チームは役割を分担して救命措置にあたり、1時間あまり経ったころ、彼女の容態はだんだんと安定してきた。

西安交通大学第一附属病院の孫忠民教授は、今回の件について「ひとりの医師として、機内アナウンスを聞いて身体が無意識に反応し、患者のもとに駆け付けた。患者の病状を確認し、治療と救命措置にあたった」「今回、米国人医師と協力して、彼らが大変仕事熱心かつ専門的であると感じ入った。医師同士のコミュニケーションには言葉は不要、アイコンタクトだけでお互い理解し合える。患者に応急手当をしている間、医師たちのチームワークは見事だった。これは、医師が同じ目標を持ち、患者を一刻も早く良い状態に回復させたいという同じ願いを抱いているからだ。患者の命を救うことについて、医師に国境は存在しない」と話した。(提供/人民網日本語版・編集KM)