24日、トイレで用を足している最中の女性の姿をのぞき見たとして起訴された30代の男性に、韓国の裁判所が無罪を言い渡した。これについて、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。資料写真。

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2016年5月24日、韓国・聯合ニュースなどによると、トイレで用を足している最中の女性の姿をのぞき見たとして起訴された30代の男性に、1審に続き2審でも無罪が言い渡された。

韓国・全州地裁は同日、居酒屋のトイレに入っている女性をのぞきみ見た容疑で起訴された35歳の男性に対し、1審と同じく無罪を宣告した。判決理由について裁判所は、現場となったトイレが「法で定められた公衆トイレではない」ことを挙げた。男性は「性的な目的を持って公共の場所に侵入する」行為を禁止した「性暴力犯罪処罰に関する特例法」に違反した容疑で起訴されたのだが、現場が公衆トイレや公衆浴場といった「公共の場所」でなかったため、違法行為ではないと見なされたのだ。

男性は14年7月、全州市内の居酒屋横に設置されたトイレで、26歳の女性が入った個室を、隣の個室との仕切りの隙間からのぞき込んだとされている。1・2審とも、このトイレは店の客に提供される空間であり、「公共の場所」に当たらないとした。

こうした社会通念にそぐわない判断がなされたことに、韓国のネットユーザーも驚き、記事には3000件を超えるコメントが寄せられている。

「強制わいせつ罪にすべきだったのに。検事が子どもだったのかな」
「裁判官を早く人工知能ロボットに取り換えよう」
「法律は加害者のために存在するわけじゃないだろうに、最近は免罪符を与えるために存在するのかと思うことがある」

「本当に法律を学んだ人なのか?あきれるよ」
「のぞこうと思ったことが重要なのでは?場所が重要なの?」
「トイレにも穴、法にも穴…こんな法律は韓国にしかない」
「法院(裁判所)ではなく病院のよう」

「いくら法律に従うにしても。能動的に処罰することはできないのか?」
「今度はトイレをやたらのぞくやつが出てくるはず。こんなとんでもない法律は変えるべきだ!」
「それにしても、そんな汚い場面をなぜ見たいのやら…」
「裁判官さん、いい情報をありがとう」(翻訳・編集/吉金)