自然の力に助けてもらいながら。ココナッツオイルの伝統的な作り方レポート(3)

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10年ほど前、友人のアテンドで初めて訪れたインドネシアにあるロンボク島。ロンボク島のローカルライフに興味津々だった私が体験してみたかったのが「ココナッツオイル作り」です。
ローカルの友人であるラスターとそのファミリーのあたたかい協力のもと、はじめてのココナッツオイル作りを体験させてもらうことになりました。
ココナッツオイルの伝統的な作り方レポート(2)に続き、今回はオイルを分離する作業からレポートします。
自然の力にゆだねてオイル分を分離

ココナッツミルクにぬるま湯を注ぎ、半日寝かせます。自然分離法という、自然発酵で油分を分離させるための一つのやり方です。ココナッツに含まれる微生物や酵素の力が、自然に分離することを助けてくれるのだとか。自然界の力に助けてもらう自然分離という行程により、栄養素を残した純度の高いオイルが取り出せるのだそうです。
今回はイスラム教の断食、ラマダンという一大イベントを翌日に控えており特急でオイルを作るため、ぬるま湯を使ったそうですが、ローカルのトラディショナルスタイルは、水を注いで一日寝かせてオイルを自然分離させるそうです。
自然の恵みを無駄にしない

半日後、たらいの上には油膜のようなものがはっていました。

上澄みの油膜とミルク分を少しすくって、鍋に移します。

そして、鍋に移されたものがこれ。ちなみに、たらいの底に残ったココナッツミルクと水分は、「コレ、ウシ ダイスキー! 」ということで、ラスターは、飼っている牛にエサとして与えます。
牛小屋の様子。
彼らは、自然の恵みを無駄にすることはありません。
>>明日のレポート(4)に続く
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