ドイツZFは、同社のモーターやミッションを「透明な自動車」で展示

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5月25日(水)から27日(金)までの3日間、神奈川県横浜市のコンベンション施設パシフィコ横浜では「人とくるまのテクノロジー展2016横浜」が開催されている。

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1992年から行われているこのイベントは、自動車業界の第一線で活躍する技術者・研究者のための自動車技術の専門展。世界から最新技術、製品が集まり、国内でも有数の出展規模を誇る。また、ワークショップ・特別セッション、また試乗会などの特別企画が充実している。

出展は、自動車メーカーはもちろんのこと、関連部品メーカー、そして検査機器を開発するメーカーなど様々。内容としては、自動運転に関する技術展示の他、電気自動車、そして水素燃料に関する内容が目立った他、より高効率の検査方法や計測器に対して、エンジニア同士の熱い話が、いたるところで行われていた。

また、特別展示として、ロビーには歴史にその名を刻んだ名車が並び、スマートフォンやデジカメでその姿を写していた。

来場者は、自動車関連業種の他にも、学生の姿が目立ったのが印象的。学生の一人は、目を輝かせながら「来年就職活動をするにあたり、自動車業界に興味があり訪れた。将来は自動運転の技術に携わりたいので、各社の取り組みを見に来た」と、目を輝かせていた。

その他、体験コーナーとして試乗イベントを実施。小型の電気自動車をはじめ、人気のハイブリッドカーに触れられるとあって、長蛇の列ができていた。

「人とくるまのテクノロジー展2016横浜」の入場は無料。最新の自動車テクノロジーに触れる絶好の機会なので、自動車に興味のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかが。【横浜ウォーカー】