台湾文化紹介イベント、米・NYで開催  熊本地震の募金活動も

写真拡大

(ニューヨーク 25日 中央社)今年で15年目を迎える台湾文化紹介イベント「パスポート・トゥ・台湾」が22日、米国・ニューヨークで開催された。台湾グルメの販売や、人気歌手や伝統芸能団体によるパフォーマンスなどを通じて来場者に台湾文化の魅力を伝えたほか、会場には熊本地震の被災地支援のための募金ブースも設置。復興に協力した。

熊本支援ブースについて、イベントを主催した大紐約区台湾同郷会の張君麟理事長は、日本と台湾は歴史上密接な関係にあり、台湾人は日本に対して特別な思いを抱いていると背景を説明。熊本地震を受け、同郷会はどのように熊本県に関心を伝えるかこれまで検討してきたという。ニューヨーク在住日本人による協力もあり、ブース設置が決まった。

ブースには日系企業4社が協賛し、日本人や台湾人、アメリカ人のボランティアが参加。寄付金を募ったほか、企業から提供されたお茶やお菓子、米などをチャリティー販売した。ボランティアを務めた野崎真さんによれば、集まった金額は約2500米ドル(約27万5000円)。今後全額が熊本県と熊本市に送られる。

張理事長は今回の募金で熊本の人々に思いやりの心を伝えられればとし、「台湾の友達はずっとあなたがたのことを思っています。頑張ってください」と被災者に対し応援のメッセージを贈った。

同イベントは米国議会が1999年に台湾系移民のアメリカへの貢献を称えるため制定した「台湾系アメリカ人伝統週間」に合わせ、毎年開催されている。今年は70以上のブースが出展。台湾から駆け付けた歌手やパフォーマンス団体は60人以上に上った。会場には数万人の来場者が詰めかけた。

(黄兆平/編集:名切千絵)