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本田技研工業(ホンダ)は、パシフィコ横浜にて2016年5月25日から27日まで開催されている自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2016 横浜(主催:公益社団法人 自動車技術会)」に新型燃料電池車(FCV)「CLARITY FUEL CELL」のカットモデルを展示している。

CLARITY FUEL CELLはセダンタイプのFCVとして初の5人乗りを実現。70MPaの高圧水素貯蔵タンク、パワートレインの効率化、走行エネルギーの低減により、一充填走行距離約750kmを達成した。1回あたりの水素充填時間が3分程度と短いのも特徴だ。現在は自治体や企業向けにリースを行っており、価格は766万円。

同ブースでは同社独自の高圧水電解システムを搭載した「スマート水素ステーション(SHS)」や、可搬型外部給電器「Power Exporter 9000」も展示されている。

SHSはコンプレッサー無しで製造圧力40Mpaの水素を24時間で1.5kg製造することが可能で、製造した水素は約19kgまで貯蔵できる。Power Exporter 9000はCLARITY FUEL CELLのトランクに入れて運搬できる外部給電器で、最大9kVAの出力が可能。CLARITY FUEL CELLと接続すれば、一般家庭のおよそ7日分の電力を供給することできる。

個人的に最も興味深かったのが、参考出品されていた電動スーパーカブ「EV-Cub Concept」。バッテリーを車体中央の低い位置に配置することで乗降のしやすさを確保するとともに、マスの集中化と低重心化を図るなど取り回しやすい車体が追求されている。家庭用コンセントで充電可能だという。

(神山翔)