永遠に終わらんのよ、これが……

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5月25日は主婦が気兼ねなく家事を休む「主婦休みの日」って知っていましたか? ほかにも 1月25日と9月25日と年3回ある、ちゃんとした"記念日"なんだそうです。「年末年始、ゴールデンウイーク、夏休みの直後の給料日に」という主婦の声で決まったのだとか。

「日ごろ家族のために家事をがんばる主婦がリフレッシュする日」とは言いますが、なかなか休めないのが主婦業。

そこで! 実際主婦休みがとれたら何をしたいか、"軍資金"別にホンネの声をまとめました。

これらアンケートは、リビング新聞公式サイト「リビングWeb」で2016年4月に既婚女性に対して行われたもの。

"時間"こそが本当の贅沢

まず、「主婦休み」をとるために必要なお金=軍資金の妄想してみましょう。

「5000円以上〜1万円未満」(31%)と「1万円以上〜5万円未満」(27%)が多い結果となりました。希望額は子どもの成長により変わるようで、中学生になると「3000円未満」が1位(33.3%)で、とっても控え目でした。お金かかりますものね。やはり現実的な女性たちです。

では、実際、そのお金で何したいかというと......。

・家で1人でのんびり高級スイーツを食べる」(30歳)
・1人で映画館に行き日常を忘れる (40歳)・1人でぶらぶら買い物を楽しんで、ランチをデザート付きでゆっくり食べたい(41歳)

みなさん、1人になりたがってます......。

中には「ひたすら寝る」(39歳)という回答も。それは確かに、最高の贅沢だと思います! 

もうちょっと豪華な内容でも、

・ジェットコースターで思いっきり叫んでストレス解消したい!(24歳)
・バーゲンじゃない服を、じっくりと迷って試着して、時間をかけて買い物をする(51歳)
・美容院でパーマとトリートメントのフルコースをして、おいしいコーヒーとケーキでティータイム。 子どもの抱っこでバキバキに凝り固まった肩のマッサージもできれば最高!(35歳)
・落語の寄席に行き、少し高めのランチを食べる。最後にリラクゼーションサロンに寄って帰る(37歳)

と、せっかくの妄想なのに意外と慎ましい回答ばかりです。でも実は、日々忙しい主婦だからこそ、"時間"こそが本当の贅沢と知っているのでしょうね。

中には、「主婦の日」の軍資金の使い道まで「家族の夕飯代にしたい」「夫に渡す」と答えた主婦も。たとえ完全オフの日でも家族の存在がちらつき、はっちゃけきれない主婦の悲しさが見えます。同時にそれは、幸せでもあり、美しさでもあるわけですが。

最後にある主婦のコメントを紹介します。

「誰かが声を上げてくれないと、ずっと休めずストレスだけがたまり、家族に対しても笑顔でいられなくなります。 どうぞ1日だけ自由時間をください。 翌日からはみんなが笑顔になりますよ」

1日休んだとしても、溜まった家事を片づけるのは大抵の場合は"翌日の自分"。家事を休むことに躊躇してしまうのにはそういう理由もあるのでしょう。記者も日ごろ、寝ている間に小人が掃除洗濯してくれないかなー、「奥さまは魔女」(古くてすみません汗)みたいに魔法でちゃちゃっと家事ができないかなー、とかブツブツ言いながら重い腰を上げてやっとります。

甘えられる状況を家族が作ってくれたら最高です。たまには主婦もスイッチオフが必要。充電させてくださいね!