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アサヒグループホールディングス コアテクノロジー研究所はこのほど、強度な運動負荷により生じる疲労感・筋肉痛に対する「ラクトトリペプチド」含有乳タンパク分解物の効果について明らかにした。

「ラクトトリペプチド」とは、発酵乳から見つかった2種類のペプチドの総称。長年の発酵乳研究の中で、血圧低下作用、血管内皮機能改善作用など循環器機能に関わるさまざまな働きがあることが確認できている。

また、「ラクトトリペプチド」含有乳タンパク分解物は、軽い運動により生じる運動疲労を軽減することや、運動時の体の負担を軽減することも明らかになっている。そこで青山学院大学陸上競技部協力のもと、強度の運動負荷に対する「ラクトトリペプチド」含有乳タンパク分解物の疲労軽減効果について検証するために研究を実施した。

研究は、青山学院大学陸上競技部(長距離)の夏合宿時に、部員48名を2グループに分けて行った。同学の夏合宿は延べ約30日を超え、月間の走行距離も1,000km・1日50km以上走ることもあるハードなものであるという。

4週間の合宿期間中、2グループのうち、1グループには「ラクトトリペプチド」含有乳タンパク分解物を含むタブレットを、もう一方には「ラクトトリペプチド」含有乳タンパク分解物を含まないタブレットを1日2回与えた。

合宿の前後に、疲労感・筋肉痛に関するアンケートと、痛みや疲労感の評価方法として診療の場でも広く用いられているVASアンケートを実施した。その結果、いずれのアンケートでも、「ラクトトリペプチド」含有乳タンパク分解物摂取グループは非摂取グループと比較して、合宿による疲労や筋肉痛を感じている人数が少ないことが明らかとなった。

また、同社は京都府立大学青井助教らと共同で、「ラクトトリペプチド」含有乳タンパク分解物の筋損傷軽減メカニズム研究も実施。「ラクトトリペプチド」含有乳タンパク分解物摂取することで、筋肉中の活性酸素の発生が抑えられ、筋損傷が軽減する可能性を見いだしたという。

(フォルサ)