中国メディア・網易は24日、日本の航空会社で提供される食事の製造工場の様子を紹介する文章を掲載、厳しい衛生管理のもと、ほとんどの作業が人の手によって行われていることを伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・網易は24日、日本の航空会社で提供される食事の製造工場の様子を紹介する文章を掲載、厳しい衛生管理のもと、ほとんどの作業が人の手によって行われていることを伝えた。

 記事は、成田空港付近にある日本航空の機内食製造工場の様子を紹介。同社の10路線の機内食を製造しているこの工場では、まず入場する際に非常に厳しい衛生チェックが行われていると説明したうえで「日本人の厳しさからすれば、それも意外なことではない」と評した。一方、それよりも驚いたこととして、工場の作業がハイテク技術に頼ったものではなく「毎食毎食がヒトの手によって完成されていく」ことを挙げた。おもに食器の洗浄で大型機械が用いられているものの、最終的には作業員による厳しいチェックが入り、少しでも汚れがあれば人工による洗浄へと移されると説明している。

 また、人の手による作業が決してファーストクラスやビジネスクラス向けだけのものではなく、エコノミークラスの食事についても同様であるとした。さらに、同社では製造から24時間以内に乗客の前に届けるという厳しい規定を設けており、飛行機に遅延が生じれば、場合によっては全部作りなおす必要さえ出てくるとも紹介。このほか、加熱調理品はいったん冷却して冷蔵状態で飛行機へと運ばれ、機内で再加熱するため、鮮度と味を保つための厳しい温度管理も必要であること、工場内では細菌チェックのほか、完成した食事を金属探知機にかけてからパッケージすることについても併せて伝えた。

 空間的、条件的に限られた機内では本格的な調理を行うことは不可能である。その中でもいかにして新鮮でしかもクオリティの高い機内食を提供できるかが、各航空会社における思案のしどころと言える。機内食の良し悪しは、客室乗務員の態度同様、フライトに対する利用客の印象を大きく左右する要素なのだ。そして現在の中国においては、機内食同様に高速鉄道の弁当においても衛生や鮮度、味のクオリティアップが求められている状況なのである。(編集担当:今関忠馬) (イメージ写真提供:123RF)