中国メディア・中国青年網は22日、台湾の鉄道で販売されている駅弁を見た中国大陸のネットユーザーがショックを隠せなかったとする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・中国青年網は22日、台湾の鉄道で販売されている駅弁を見た中国大陸のネットユーザーがショックを隠せなかったとする記事を掲載した。

 記事は、中国高速鉄道で販売されている弁当について、国内のネット上で議論が続いていると紹介。45元(約900円)する弁当は高すぎで、15元(約300円)の弁当は手に入りづらいとした。そのうえで、先日ネット上で台湾の人気駅弁を紹介する書き込みが出現、「行列ができて、30分待ち」、「肉、卵、魚、野菜が全部入って格別に旨い弁当がわずか20元(約400円)」などという文言とともに実物の画像が掲載されたことを伝えた。

 そして、この書き込みを見たネットユーザーから「もうボコボコというレベルではない」など、大陸と台湾を比較したうえでその「差」に大いに感嘆するコメントや、「行った事あるけど、確かにおいしかった」といった実体験に基づく声が数多く寄せられたことを紹介している。

 日本の駅弁が素晴らしい、という中国メディアやネットユーザーの書き込みをしばしば見かけるが、台湾にも「駅弁」文化で大きな差をつけられている現状に、多くのネットユーザーが多少なりともショックを覚えたようである。

 記事はまた、大陸でも今月15日のダイヤ改正実施に合わせて、中国鉄道ブランドの食事メニューの展開を発表、従来の弁当に加えて、広い価格帯で各地域の色を出した商品を打ち出すことになったと紹介。成渝高速鉄道ではネット上での弁当予約サービスを充実させ、早い予約には割引を行うなど優遇を設けたと伝えた。

 在来線においては駅弁文化が芽生えず、カップ麺をすする光景がすっかりおなじみだった中国の鉄道。そして、開通して間もない高速鉄道の弁当文化もまだ萌芽したばかりだ。そう考えれば、歴史を持つ台湾や日本の駅弁文化に現時点でかなわないのは当然だろう。これから、バリエーションや価格帯のさらなる充実、名物と呼べる弁当の出現など、中国においても「高速鉄道に乗って弁当を食べたい」という風潮が起きることを待ち望みたい。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)