現在、世界的に人気のあるスマホと言えば、米アップルのiPhoneとサムスンのGALAXYシリーズを挙げることができるだろう。中国メーカーのスマホも世界的なシェアは大きいものの、これは中国市場の比率が大きいことに起因するものであり、まだ世界市場への本格的な進出は始まったばかりだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 現在、世界的に人気のあるスマホと言えば、米アップルのiPhoneとサムスンのGALAXYシリーズを挙げることができるだろう。中国メーカーのスマホも世界的なシェアは大きいものの、これは中国市場の比率が大きいことに起因するものであり、まだ世界市場への本格的な進出は始まったばかりだ。

 日本の携帯電話やスマートフォンは製品としては世界的な影響力はない状況と言える。日本人としては残念ではあるものの、それが現実だ。だが、iPhoneをはじめとする世界的に売れているスマホには日本メーカーの部品が数多く搭載されており、日本企業はスマホ産業の「縁の下の力持ち」として支えている。

 中国メディアのDOSPYはこのほど、アップルはiPhoneを直接製造しているわけではなく、世界各地のサプライヤーから部品を調達し、中国などで組み立てていることは周知の事実と伝えつつ、iPhoneに搭載されている部品のうち、実に32.7%が日本企業のものだと伝え、驚きを示す記事を掲載した。

 記事は、中国の大連理工大学がアイルランド国立大学と共同で報告書をまとめたことを紹介しつつ、iPhoneのサプライヤーを国別で見た場合、「日本はiPhoneのメインサプライヤー」とも呼べる状況だったことを指摘。iPhoneの部品全体のうち32.7%が日本企業の製品だったと伝え、国別で日本が最多だったと紹介した。

 iPhoneの組み立ては主に台湾企業のフォックスコンが中国で行っているが、記事は中国がiPhoneにもたらす付加価値のほとんどは組み立てによるものであると指摘。しかし、中国国内での人件費の上昇にともない、フォックスコンは組立ラインを中国から東南アジアやインドに移すことも検討中であると伝え、中国のiPhoneへのかかわりが減少する恐れがあると伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)