ハリルホジッチ、欧州の強豪集うキリン杯で「サプライズを起こしたい」…2人の若手新戦力招集も示唆《日本代表海外組合宿》

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▽6月にキリンカップサッカー2016を控える日本代表は24日、千葉県内で海外組の一部選手が集まり事前合宿を行った。練習後に記者の囲み取材に応じた日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、26日のメンバー発表について、「新しく2人の若い選手も呼びたい」とサプライズ招集を示唆。また、欧州の強豪が参戦する今大会で「サプライズを起こしたい」と意気込みを語った。

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督

──直前合宿の狙いは?

「これは強豪が集まるキリンカップの準備の場となる。我々よりも強豪と言われる国が来る。フィジカルやパワー的な部分、野心を持って準備しなければならない。そして、サプライズを起こしたいと思う。選手たちには『バカンスに行く前に、この2試合を勝とう』と伝えた」

──今回のメンバーを呼んだ理由は?

「まずA代表のチームでやってほしいということ。そして、(負傷者に関して)ケガの状態がどのようなものなのか直接チェックしたかったし、日本にいるということで我々と一緒にトレーニングさせたいなと思った。グループと一緒にいることで、良い雰囲気をつくってくれるという面もある。彼らもこのグループに戻ってこれたことを喜んでいた」

──3人はキリンカップのメンバーに含まれるのか

「内田、武藤、山口は日曜日までここにいる。山口に関しては、骨折が治りつつある。先ほど、山口にも言ったが、君は『アラン・ドロンのようにカッコいいね(笑)』と伝えた。このグループで日曜日までやって、名古屋に行き、他のグループが加わる予定だ」

──キリンカップは最終予選前最後の実践の舞台となる。何を意識して臨むつもりか

「まずは最終予選に向けて準備をしなければならない。そして、何人かの選手の状態をチェックも必要だ。リーグ戦をかなり戦った者、そうでない者がいる」

「先ほど、長谷部の試合もチェックした。かなり大事な試合を見事に勝った。逆に、本田と香川は残念ながらファイナルで勝てなかった。そして、岡崎はタイトルを取った。彼(岡崎)がどのような状態で合流するかわからない。(レスター・シティの)会長がかなりのプレゼントを与えたので、移動距離も長くなっているようだ」

「そのように色んな難しさが重なってくるので、個々に違った負荷でキリンカップへ良い準備をしていきたい。欧州組には、この大会を勝利してバカンスに行ってほしい」

「そして、このトーナメントには多くの選手を呼びたいと思う。新しく2人の若い選手も呼びたい。彼らが試合に出るかはわからないが、少しここに置いて、どのような反応を示すかを見てみたい。詳しくは、26日の会見で発表したいと思う」

──内田の状態を直に見てどのように感じたか

「内田は本当に難しい手術を受けた。今は我慢のとき。すぐには帰れないと思う。元気づけるために彼を呼ばせてもらった。愚かなことをしないようにしなければ。元の状態に戻るには多くの時間とリハビリが必要だ。今はとにかく我々と共に楽しみながらトレーニングしてもらいたい」

──山口の状態に問題なさそうであればメンバー入りの可能性はあるか

「骨に関しては完治したと聞いた。ただ、メンタルの問題が残っている。恐怖心なくコンタクトできるのか。我々とトレーニングしているのは、次のシーズンに向けてといった意味合いが強い」

「彼とは先日、オフィスに来てディスカッションした。ドイツでの1年目は適応に苦労したと思う。とにかく、今は2部であっても、高いレベルにあるので、ドイツに残ってプレーした方が良い。彼がどこのクラブにいくかわからないが、向こうのコンタクトに対して準備して行こうと話をした」