初夏の発熱。みんなの駆け込み寺へ【根本きこの島ごはん】

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「あつっ!」
1歳2ヶ月の娘を抱っこしたら、まさかの発熱。ちいさい背中がやけに熱い。息子から夫へ、風邪のリレーはとうに始まっていたので予想通りの感染だった。今回の風邪の特徴は 熱としつこい咳。丹田に力を込めて、「わたしは絶対にうつらない」と気合いを入れる。でないと、夫は倒れているしそこにわたしまでのバタンQしたら暮らしが立ち行かない。子どもたちの日々の送り迎え、食事、掃除、洗濯......。「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と自己暗示をかける。
今回は病院に行った。病院といっても鍼灸を基軸とする治療院だ。診断はOリング。指で輪っかを作って、自分の体の状態や、症状に合う薬(レメディ)を調べる技術だ。先生は目にもとまらぬ速さで、「気管支OK、甲状腺OK、肺OK、膵臓OK、肝臓OK」と、各器官を調べてくれる。
「はい、冷えからきてる風邪だね〜。果物、甘い物食べさせないようにしてね〜」とアドヴァイス。ホメオパシーのレメディも、「この場合は、パイロジェンにドロセラ、ヘパーソーファーと40番(麻黄湯)出しておくからね〜」という具合に教えてくれる。わたしが「咳のときに、どうも痰がからまっているような気がするんですけれど、そういう場合はシリカですか?」と聞くと、ささっとOリングで調べて、「ううん、シリカはいらないみたいよ〜」と即答。
ここが、みんなの駆け込み寺、「いれい鍼灸院」だ。
いれい先生は、いちばん大切なのは「たべもの」だと言う。いれい先生独自のジャッジの「食品OKリスト」をもらって診療終了。
ちょうど1年前、やはり赤ん坊のことで診察してもらいに行った。顔に赤い湿疹がたくさんできて、見た目にも「おお!」というくらいきつそうだったのだ。先生は、赤ん坊を一目見て、「はい、お母さんの食べた物が赤ちゃんの肌に出ちゃってる。最近、慣れないもの食べたでしょ。」
はい、その通りです。図星。産後のお出かけに調子に乗って、国際通りのアトラクション満載のステーキハウスに行ったのだ。いや、実家の父が「お!ステーキ食べよう。おごってやる」っていうもんだから......と言い訳してみても、こうして実際に赤ん坊が反応してしまったら出る幕もない。その上、なんだかわからないホイップのケーキも食べた。「だいじょうぶでしょ?」と言いながら、実はかなりうしろめたい気持ちだった→これがいけないんだなー。
「赤ちゃんは食べるもの選べないでしょ〜。お母さんのおっぱいしか飲めないんだからね〜」このときは、一瞥くれただけで、診療はなかった。
ほんと、ごめんなさい。
さて、今日は何食べよう。OKリストを眺めながら、ごはんの献立を考えています。

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