Twitterが140字制限を緩和。画像や引用URLは除外、@ユーザ名の返信ルールも変更。自分をリツイート可能に

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Twitterが、うわさされていた140文字制限に関連する仕様変更を発表しました。今回の変更によって、返信ツイートの冒頭の"@ユーザー名"部分や、ツイートに添付する画像/動画/投票/引用ツイートのURLの部分が140文字のカウントから除外されることになります。

またこれまで相手と自分のタイムラインにしか表示されなかった"@ユーザー名"での返信ツイートが自分をフォローしている全員に公開されるようになる(返信ボタンを押してのツイートはこれまでと同じです)ほか、自分のツイートをリツイートする機能が新たに使用可能となります。

Twitterはツイートの仕様に関する新たなルールを、今後数週間で全ユーザーに順次適用していくとしました。変更点は以下の4点で、その中には140文字という限られた文字数をより有効に使えるようになる変更が含まれます。

1.返信ツイート

他のユーザーに返信する際に冒頭につけられる"@ユーザー名"の部分のカウントが除外されます。返信ボタンを押して返信ツイートをする際は"@ユーザー名"が表示されなくなるものの、これまでと同様に機能するとのこと。

2.添付ツイート

写真 /GIF画像 /動画/ 投票 /引用ツイートをする際は、自動でTwitterサービス内への短縮URLが記述されるため24文字を消費していましたが、これが文字数カウントから除外されます。一方、本文中に手動で書いたり貼り付けたURLは従来どおり文字数を消費します。

3."@ユーザー名"ツイートが".@ユーザー名"でのツイートと同じ扱いに

これまで、"@ユーザー名"を冒頭に含むツイートはその宛先ユーザーと、宛先ユーザーと自分の両方をフォローする人のタイムラインにしか表示されませんでした。

これが、今後は自分のフォロワー全員に公開されるようになります。つまり、 宛先ユーザー名の前にドットをつけて".@ユーザー名"とツイートしたときと同じ挙動になります。なお、返信ボタンによるリプライの場合は1項と同様の処理となります。

この変更は、誰かに向けた発言をフォロワー全員に見せたい場合の「.@ユーザ名」というルールが分かりにくく、初心者への障壁になっていたため。

今後は手動で@ユーザ名を本文に入力する(または相手のプロフィールページから@ツイートする)ことで、そのユーザーに向けた発言をフォロワー全員にも見せられます。この場合のみ、@ユーザー名も文字数カウントに含まれます。

4.自分のツイートのリツイート機能が有効化

ユーザーが自分自身の過去のツイートをリツイートできるようボタンが設置・有効化されます。このリツイートボタンを押したときの文字数カウントは2項と同様です。

ジャック・ドーシーCEOが「美しい制約」と自慢する140文字が、さらに有効に使えるようになるとあれば、日がな一日ツイートに明け暮れるTwitter職人(というか廃人)にとっては最高の変更となりそうです。