24日、日本各地で30℃を超える真夏日が観測され、気温上昇に伴いビールを飲む人も増えていると思われるが、中国の遺跡から5000年前に作られたと思われるビールの成分が見つかり話題を集めている。イメージ写真。

写真拡大

2016年5月24日、日本各地で30℃を超える真夏日が観測され、気温上昇に伴いビールを飲む人も増えていると思われるが、中国の遺跡から5000年前に作られたと思われるビールの成分が見つかり話題を集めている。環球時報(電子版)が伝えた。

英・BBCによると、このほど米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された研究論文は、陝西省西安市にある「米家崖遺跡」で発見された陶器の残留物から、キビやオオムギ、ハトムギ、塊茎(かいけい)作物などを発酵させた成分が検出されたと発表した。

論文の主執筆者である米スタンフォード大学のJiajing Wang氏は、「オオムギの発見には驚いた。これは中国の考古学的物質の中で最古のオオムギの痕跡だ。西洋由来のオオムギと、中国由来のキビ、ハトムギ、塊茎作物を使ったビール製法は、中国と西洋の伝統的な要素が融合している」と述べた。

同研究報告により、これまでオオムギが中国に渡ったと思われる時期を1000年早める可能性があり、研究では、「オオムギは当初ビールの原料として利用され、大分経った後に一般的な農作物になったと思われる」と指摘している。

「米家崖遺跡」からはビールの醸造に使われたと思われるろ過や保存用の道具が見つかっている。当時のビールの味についてJiajing Wang氏は、「発酵した穀物の酸味と塊茎作物の甘みがあったと思われる」と推測した。(翻訳・編集/内山)