23日、将棋棋士と人工知能を搭載した将棋ソフトとの対局で山崎隆之八段が人工知能(AI)に完敗したと韓国・朝鮮日報などが報じ、韓国のネットユーザーから反響が寄せられている。資料写真。

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2016年5月23日、将棋棋士と人工知能(AI)を搭載した将棋ソフトが戦った第1期電王戦二番勝負第2局で山崎隆之八段がAIに完敗したと韓国・朝鮮日報などが報じ、韓国のネットユーザーから反響が寄せられている。

山崎八段とAIとの対局は21、22の両日に滋賀県・延暦寺で行われた。山崎八段の相手は、東京大学出身のプログラマーが作った将棋ソフト「PONANZA(ポナンザ)」。電王トーナメントで優勝し今回の対局に臨んだポナンザが強さをみせ、先月行われた第1局に続き第2局でも山崎八段を破った。13年から毎年行われている電王戦は、1年目と2年目にコンピューターが勝利、昨年初めて人間が勝ったが、今年は再びコンピューターが勝利した。

山崎八段は対局後、「(AIの)弱点をまったく見つけることができなかった」などと語り「完敗」を認めた。

韓国では3月、囲碁界の天才と呼ばれる李世ドル(イ・セドル)9段がグーグル傘下の企業が開発したソフト「アルファ碁」との5番勝負で負け越したニュースが、大きな衝撃を持って受け止められた。今回、囲碁に続き将棋でも人間がAIに敗れたことについて、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

「勝つには電源を切るしかないね」
「AIは買収できないからなあ」
「将棋やチェスでは、ずいぶん前にAIが人間を負かしてなかったっけ?」
「こうなってみると、やっぱり李世ドルは見事だ。1勝したんだから」

「囲碁がやられたんだ。将棋ごときが…」
「日本の将棋は韓国の将棋と違って手がものすごく細分化されているよ。日本の将棋はレベルが高い」
「重要なのは、日本がAI産業に積極的に投資をしているということ。将棋やチェスでAIが人間を負かしたとしても、開発を続けていることが大事なんだよ」

「科学技術最強国の日本は、自分でソフトを作って自分で試合してるんだね」
「皆さん、今は囲碁だ将棋だとけんかしてる場合じゃない。日本でも『学習するAI』がプロ棋士に勝ったという事実に注目すべきだ」
「日本では日本人(プログラマー)が日本人棋士に勝ったのであり、韓国人棋士は米国人に負けたんだ。日本はこれが国の発展の土台になるけど、韓国はただの恥辱。反省しよう」(翻訳・編集/吉金)