日本人は、人と人との「和」を重んじるところがあり、そのためのテクニックが日本社会における礼儀や習慣として定着しているのだ。挨拶をするのもその1つだし、必要以上に謝ろうとするのも人間関係を平穏なものに保とうとするための努力なのである。しかしそれは、往々にして中国を含む外国人観光客にとって不思議な光景として映るのだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本人は、人と人との「和」を重んじるところがあり、そのためのテクニックが日本社会における礼儀や習慣として定着しているのだ。挨拶をするのもその1つだし、必要以上に謝ろうとするのも人間関係を平穏なものに保とうとするための努力なのである。しかしそれは、往々にして中国を含む外国人観光客にとって不思議な光景として映るのだ。

 中国メディア・騰訊は18日、「真実の日本を明らかに」と題した文章を掲載した。そこでは、日本社会ならではの特徴や優れた点を60個紹介されているのだが、今回はその中で日本人の礼儀や社会生活を円滑に送るための習慣について言及した部分について取り上げる。

 まず「相手と面識があろうがなかろうが、顔を合わせると微笑んでお辞儀する」。互いにそうすることで相手の警戒心を解き、心を穏やかにさせるのである。また、「開口一番、すみませんという」というのも、相手に対する気遣いを見せることで穏便に物事を運びたいという意識の表れと言える。

 お辞儀する、「すみません」と言う、といった事がすっかり習慣化すると、外国人にとって実に奇妙なことが起きる。それが「電話で話している時に無意識のうちにうなずいたり、お辞儀をしたりする」という、少なからぬ日本人が持っている特有の「クセ」だ。そうしているのを傍から見て「滑稽だな」と思っている本人が、実際に電話に出ると相手から見えもしないのにヘコヘコしている、というケースも珍しくない。

 文章はこのほか、「エレベーターではみんな進んで行き先や開閉のボタンを押す」、「整列することに慣れている」、「混雑した電車が駅につくたびに、一旦ホームに降りて後ろの人を通してあげる」といった事例も挙げている。もちろん全国民がそうである、という訳ではないが、こういった行動を自発的に取る人は確かに多い。「他人に迷惑をかけない」ことが巡り巡って自分の迷惑にもならない、という考え方もその根底にはあるのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)