23日、ベトナム・ハノイで、オバマ米大統領はベトナムに対する武器禁輸措置を全面解除すると発表した。オバマ大統領は会見で、「中国を念頭に置いたものではない」と発言している。資料写真。

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2016年5月23日、ベトナム・ハノイで、オバマ米大統領はチャン・ダイ・クアン国家主席と会談後に共同記者会見し、ベトナムに対する武器禁輸措置を全面解除すると発表した。ベトナムは南シナ海において中国との間に領有権問題を抱えており、「米国の武器禁輸の全面解除は中国をけん制する狙いがある」との見方が強い。こうした指摘にオバマ大統領は会見で、「中国とは関係ない」と発言している。中国メディア・CRI Onlineが伝えた。

武器禁輸の全面解除に関してオバマ大統領は、両国は過去数十年にわたり対立や和解などをさまざまな関係を経験してきたと語り、今回の武器禁輸の全面解除は、両国が関係を「正常化」するために新しい節目に入ったことを示すものだと述べた。

さらに、「武器禁輸の全面解除はベトナムとの防衛協力を深める取り組みの一部であり、中国を念頭に置いたものではない」と強調した。オバマ大統領は中国とは関係ないと発言しているが、専門家や各国のメディアの多くは、ベトナムを支援することで中国をけん制する狙いがあるとみている。(翻訳・編集/内山)