ビルボード200に初のストリーミングのみのアルバムがランクイン。5730万回再生、チャンスの『Coloring Book』

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チャンス・ザ・ラッパーの最新アルバム『Coloring Book』が、音楽ストリーミングのみ作品として初めて今週(6月4日付)の米ビルボード アルバムランキング上位200位にランクインすることがわかりました。

ビルボードでは2014年より主要音楽ストリーミングサービスの再生回数を集計に加えています。『Coloring Book』は5月13日にApple Musicのみでリリースされ、そのストリーミング回数が5730万回を記録しました。ビルボードはストリーミング回数から売上枚数への換算レートは1500:1に設定しています。つまり『Coloring Book』は3万8200枚の売上を記録したことになり、これは今週のビルボードアルバム・チャートで8位の記録となりました。

『Coloring Book』は、5月27日まではApple Musicの独占配信となっており、CDやそのほかの物理媒体での発売予定は今のところありません。
  
ストリーミングのみでリリースされたヒップホップアルバムといえば、Twitter芸人大御所カニエ・ウェストの『The Life of Pablo』はどうだったんだ思う人も多いことでしょう。しかしご心配なく。『The Life of Pablo』もリリースから7週目を迎えるものの、しっかりと20位に位置しています。ただ、カニエ・ウェストはこっそりと(?)CDもリリースしており、今週の集計に記録した2万1000枚のうち0.07%ぶんがCDからのものであることがわかっています。

思い切ってストリーミングのみに販路を絞ったチャンスとCDもいちおう出したカニエの戦略の違いが、「初のストリーミングのみでのランクイン」という記録の行先を左右したのかもしれません。

ちなみに、カニエ・ウェストは『The Life of Pablo』の最初のリリース時にゴタゴタしたことについて、「(ゲスト参加していた)チャンスのせいだ。ヤツが楽曲『Waves』をアルバムに入れようとして曲をいじるのを止めないんだよ」とツイートしていました。