美容師さん的にノー・プーはあり?なし? 聞いてみたら、意外な答えが返ってきた

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ノー・プー生活2か月突破、30代記者です。社内でも"シャンプーしない人"として知れ渡り、挨拶代わりに「まだシャンプーしてないの?」と聞かれる始末です。先日は「まだ髪洗ってないの?」と言われましたが、髪は洗っておりますので、くれぐれもお間違いなく(ここ重要です)。

※【1週目】、【2週目】、【3週目】、【番外編】の記事はこちらから。

さて、すっかりノー・プー生活にも慣れた記者ですが、先日3か月ぶりに美容院に行ってきました。そして......。とうとうシャンプーしちゃいました! それだけではありません。がっつりヘッドスパまでしてきましたよ。

(※写真はノー・プー三種の神器です。)

せっかくなので、髪のプロ、美容師さんたちにノー・プー=湯シャンはありかなしか、本当のところを聞いてきました(いろんな情報があふれているけど、匿名にするのでぶっちゃけてください、ということです)。

なんで毎日シャンプーするの? 

向かったのは青山にある美容院。かれこれ20年以上(!)もお世話になっているベテラン美容師S氏(推定55歳)がおります。アウトドア大好きな素敵なオジサマです。

記者が20代のころ、仕事が忙しくてストレスMAXだった時は、髪を触るなり「ちゃんと食べてる? 寝てる?」と聞いてきたし、出産後には「ホルモンバランスで髪薄くなるから目立たないようにするね」とこちらが何も言わずとも対応してくれた、頼れる美容師さんです。

どんな時も、はっきりと率直な意見を言ってくれるところも信頼できる理由です。そんなS氏に、かれこれ2か月以上シャンプーしてないと言ってみたところ......。

「髪フツーに調子良さそうだし、いいんじゃない? シャンプー使わない人最近多いよね!」と、意外にもあっさり。ちょっと肩すかしです。

S氏はかつて美容学校でシャンプー剤を使う頻度は週に3、4回がちょうどいいと教わったそうで、「毎日シャンプーで洗わないとダメというのは単なる刷り込み」とばっさり。

シャンプーし過ぎると乾燥して痛んだり、まとまりにくなったり、体調や年齢の変化でシャンプー剤に含まれる物質に過剰に反応してアレルギーを起こしたりすることもあるそうです。毎日洗うことにこだわるより、成分に気を使い、自分の体質に合ったシャンプーを使うことが大事なようです(見つからないから大変なワケですが)。

そして、やはり、丁寧なブラッシングでしっかり表面の汚れをとることが重要なようです。

ノー・プーについては、ワックスなど整髪料を使う人にはオススメできないということ。お湯だけでは落ち切れず、トラブルのもとになるそうです。

ちなみに、S氏は整髪料を付けることも多いので、シャンプーは使いますが、ボディシャンプーは使わないそうです。そう、あのタモリさんや福山雅治さんも実践しているという、お湯だけで体を洗うという方法です。年齢を重ねてきたら肌の乾燥が気になりだしたというS氏、この方法にしてから肌にうるおいが戻ったそうですよ! 

魔法か!? 老廃物ごりごりの頭皮があら不思議

一方で、ヘッドスパを担当してくれたMさん(30代女性)からはちょっと違う意見が。北海道のキレイな空気の中で育ったMさんは、東京に出てきたとき通勤だけで肌や髪が汚れることに驚いたそうです。特別なことはしていないのに、汗拭きシートが黒ずんでいたのでびっくりしたとか。

そんなMさん自身はノー・プーは考えられないそうですが、ヘッドスパの最中にいつもごりごり音がするほど凝り固まっている私の頭皮が普通レベルになっているのに気づき(ブラッシングと湯シャン時のマッサージのおかげ?)、「調子良さそうだし、続けてみてもいいかも知れないですね。これから夏で汗をかくし、ストレスにならない程度にシャンプーと湯シャンを併用したら?」とアドバイスをくれました。

お客さんの中には、普段はシャンプー剤を使わず、美容院に行くときだけシャンプーしている人もいるそうです。

最後に、久々のシャンプーの感想を一言。

気持ちいい! 

シャンプー剤に頼りきった生活には戻りたくないですが、湯シャンでのリセット期間とシャンプー剤の日を使い分けてみようかなぁと思いました。

なんにせよ、「シャンプー使ったら負け!」という体育会的な(?)気合いは必要ないようです。考えてみたら、我慢比べでも修行でも願掛けでもないのだから、もっと気楽な構え方で続けてみようと思います(今までもそこまでではなかったけど......)。