23日、韓国で「江南女性殺害事件」の追悼現場に現れた“ピンクのゾウ”の着ぐるみを着た男性の映像が話題となっている。

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2016年5月23日、韓国で「江南女性殺害事件」の追悼現場に現れた“ピンクのゾウ”の着ぐるみを着た男性の映像が話題となっている。

ソウル・地下鉄江南駅近くの建物2階のトイレで17日深夜、20代の女性が見知らぬ男にめった刺しにされ死亡する事件があった。事件後、現場近くに「追悼の壁」が設けられ、多くの人が訪れている。

そんな中、韓国の右派的インターネットコミュニティー「日刊ベスト」にこのほど、「ある男性がピンクのゾウの着ぐるみを着て江南駅10番出口に現れた」と題する動画が掲載された。映像の中の男性は「肉食動物が悪いのではなく、罪を犯す動物が悪い。先入観や偏見のないズートピア・大韓民国。現在は治安が世界1位だが、より安全な韓国を男女が共につくろう」と書かれたプラカードを掲げている。これを見た追悼現場にいた人たちは男性に強く抗議。ある女性が「日刊ベストの利用者では?堂々と素顔を見せなさい」と叫んで着ぐるみを引っ張るなど、衝突が起きた。

この映像に、韓国のネットユーザーからは「ピンクのゾウは女性の怒りを買って当然」「殺人現場に“治安1位”の文字はふさわしくない」など、批判の声が相次いだ。一方、「今回の殺人事件を男女の性対決にしようとする意図が強い」との意見や、男性のプラカードのメッセージが男女の和合を願うものだっただけに、「周りの人たちの態度は度を越していた」との指摘も出ているという。(翻訳・編集/堂本)