サイニャブリー県パークライの街の中心部  著者撮影

サイニャブリーを早朝に出発しパークライという街に着いたのは11時過ぎだった。そこから更に国境の町、ゲーンタオに向かう。ゲーンタオ行きの乗り合いトラックは、13時の出発だという。

 
街を観光するにもパークライには観光スポットらしき場所は無いに等しい。メインストリートを外れると何も無い。街道沿いの典型的な田舎町。メインストリートをブラブラと歩いていると、タイのナンバーを付けた大型トレーラーが何度も行き交うのを見かけた。隣国のナンバーの車を見かけるのは国境近くの町ならではだ。

13時過ぎ、自分を含め6人を乗せた小型トラックは出発した。トラックの荷台から見える景色は今まで旅してきたラオス北部の山間部のようなダイナミックな眺望では無い。交通量もタイのように多く無い。約1時間でゲーンタオの市場に到着した。そこから国境までは更にトゥクトゥクに乗る。あっという間に国境ゲート手前に到着した。

ここでもトゥクトゥクの運転手が手招きしていたがゲートまでも歩ける距離だったので無視してラオス側のイミグレーションに行き出国手続きをした。外国人旅行者など誰一人としていない。タイ、ラオス人でさえまばらだ。

出国手続きを済ませそのまま歩いていくと小さな橋があった。下には小川が流れていた。ここが国境線なのだろう。橋のたもとに小さな小屋があり国境警備兵がいた。パスポートを見せると「歩いてきたのか?この橋は歩いて渡れないよ」とラオス語で言われた。だから、トゥクトゥクの運転手が手招きしていたのか。ラオス側でトゥクトゥクに乗り、出国手続きをしそのまま、タイ側のイミグレーションまでトゥクトゥクで行く事になっているらしい。

チェックポイントでトゥクトゥクが来るのを待つ。警備兵が止めてくれたトゥクトゥクに乗り無事にタイ側のイミグレーションもクリアー。国境近くから乗り合いトラックに乗りターリに向かう。ターリーの町の外れにあるバスターミナルからルーイ行きの乗り合いトラックがあるのだがここでも待ち時間1時間ほど。結局、ルーイのバスターミナルに着いたのは夕方5時を過ぎていた。

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パークライのバスターミナル  著者撮影

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タイからやって来る大型車が目に付く  著者撮影

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パークライから国境のゲーンタオへ向かう  著者撮影

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国境にて(ラオス側)  著者撮影

 
(text & photo : 中島貴義)

 

熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」
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