知らなきゃヤバイ「フィンテック」 私たちの生活はどうなる?

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最近よく耳にする言葉に「フィンテック」があります。実は、クレジットカードや銀行の入出金を一括管理できる「家計簿アプリ」も、フィンテックの一種だそう。今、なぜ、フィンテックが注目されているのか。私たちの生活にどうかかわってくるのか。一般社団法人FinTech協会に、聞きました。

■フィンテックとは

「フィンテックは『ファイナンス(finance=金融)』と『テクノロジー(technology=技術)』から生まれた造語で、名前のとおり”金融に関するIT技術”全般を指します。金融はもともとITとは切っても切れない仲。例えば身近なATMやネットバンキングなどさまざまな場面に活用されてきました。

「今は誰もがスマートフォンを持つような時代です。スマートフォンやiPadなどから、金融サービスをもっと手軽に利用するニーズが高まり、フィンテックが注目されるようになったと考えられます。」(FinTech協会・広報)

■フィンテックは、私たちの生活をどのように生活を変えていく?

フィンテックが普及すると、私たちの生活はどのように変わるのでしょうか?

「ユーザーはより早く、手軽に、安く金融サービスを利用できるようになると思います。といっても、フィンテックが既存の金融機関に取って替わるのではなく、フィンテックベンチャーの新技術やスキームを取り入れることによって、これまでの金融サービスがより身近に便利になっていくのです」(FinTech協会・広報)

■20〜30代女性におすすめのフィンテックサービス

個人向けのサービスだけでもさまざまなサービスがありますが、その中でも私たちの生活に身近なフィンテックサービスを教えてもらいました。

●家計簿で手軽にフィンテック体験!

家計簿アプリで、すでにフィンテックに触れている女性も多いのではないでしょうか。中でもオススメの3つをピックアップ!

Moneytree(マネーツリー)

クレジットカードや銀行カードでのやりとりをまとめて管理するサービス。過去の収支をグラフでチェックしたり今の資産をトータルで確認できるほか、引き落とし日や振り込みの通知機能も。ポイントカードの残高もチェックできる。
https://moneytree.jp/

Zaim(ザイム)

レシート撮影からの自動入力や金融機関からのデータ取得機能がついた家計簿管理サービス。500万人が利用しているオンライン家計簿で続けやすいと評判。
https://zaim.net/

マネーフォワード

対応金融機関数No.1を誇る家計簿サービス。銀行や電子マネーをまとめて管理したり、ポイントカードの残高をチェックしたりできるほか、レシート撮影入力といった機能も。ねんきんネットと連携させれば将来の年金額もチェックできる。
https://moneyforward.com/

●支払い方法の選択肢を増やすサービス

支払いといえば、今までは現金払い、銀行振り込み、限られた場所でのクレジットカード決済がメインの生活でしたが、フィンテックのおかげで、今後その選択肢は劇的に増えていきそうです。

LINE Pay(ラインペイ)

LINE経由でユーザー間の送金や提携店舗での決済ができるサービス。例えば飲食代を割り勘するとき、お金が足りなかったり、手持ちのお金ではおつりが足りなかったりすることがあります。このサービスを使えば、現金レスで友だちに支払いすることもできる。
http://line.me/ja/pay

SPIKE(スパイク)

カード決済機能がついたリンクをウェブサイトなどに設置するだけで、誰でも簡単にオンライン決済機能を追加できるサービス。月間売り上げ10万円までの決済なら初期費用など無料なので、手軽にネットショップなどをはじめることができる。
https://spike.cc

Liquid(リキッド)

クレジットカードやパスワードがなくても、指紋認証を使って決済するサービス。店舗で指紋を登録し、あとはアプリからカードを設定すれば、対象店舗ならカードがなくても指紋で決済することができる。
http://liquidinc.asia/

●アクティブに投資運用をしたい!

難しそう、めんどくさそう、といった印象が女性には特に強い「投資運用」。それもフィンテックを使えば、グッと身近に、快適なものへ変化します。

THEO(テオ)

スマホで質問に答えるだけで、自分にあった投資先に自動で投資をしてくれるサービス。最小投資額10万円からはじめられる。
https://theo.blue/

あすかぶ!

翌日の株価が上がるか下がるかを予想するサービス。掲示板でのやりとりなどコミュニケーション機能もある。
https://www.asukabu.com/

■フィンテック関連サービスを使うときの注意点

「厳しいセキュリティー環境でサービスを提供しているベンチャーがほとんどですが、『フィンテック』という言葉が盛り上がれば盛り上がるほど、定められたセキュリティーの基準をクリアしていないサービスも混じってくる可能性があります。ユーザーのみなさんは、サービスを利用する前に、安全なサービスかどうかを確認していただきたいと思います」(FinTech協会・広報)

FinTech協会では、正会員として加盟するFinTechベンチャー企業は、理事からの紹介もしくは理事との面談を設定して、入会に関しても基準を設けているそうです。こういった協会のホームページに掲載されているかどうか確認することで、安心できるサービスかどうか、ユーザー側が判断する際の基準になりそうです。

■まとめ

家計簿サービスや投資サービスなど、スマホから簡単に金融情報や取引にアクセスできるフィンテックサービスの数々。そのどれもが最新技術を利用して、日常を便利にするものばかりです。まず家計簿など簡単なサービスからはじめてみてはいかがでしょう。難しいもの、自分には関係ないもの、といった意識が払拭されることでしょう。フィンテックがもっと進化し、私たちの生活がもっともっと便利になる未来が楽しみですね。

(ミノシマタカコ+ガーラボ)