23日、オーストラリアのテレビ局が「韓国の捜査当局は外国人女性が被害者となった性犯罪を無視している」と痛烈に批判する番組を放送し、韓国のネットユーザーから反発の声が上がっている。写真はソウル。

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2016年5月23日、韓国・聯合ニュースなどによると、オーストラリアのテレビ局が「韓国の捜査当局は外国人女性が被害者となった性犯罪を無視している」と痛烈に批判する番組を放送した。

オーストラリアのテレビ局「チャンネル・ナイン」は22日夜、時事問題を扱う番組「60分(60 Minutes)」において、韓国で性犯罪被害を受けた外国人女性2人の例を紹介、外国人女性が被害者となった性犯罪事件を韓国が深刻に受け止めておらず、加害者の処罰にも消極的だと批判した。また、性犯罪が起こった原因を被害者に求めようとする文化すらあると厳しく指摘した。

昨年9月、ソウルのクラブで性的暴行被害に遭った20代のオーストラリア人女性は、被害をすぐに警察に届け出たものの、事件当時の自身の服装や飲酒の有無について繰り返し尋ねる警察からは、被害者であるはずの自分に責任を押し付けようとする態度が感じられたと証言した。加害者のナイジェリア人の男は、性的暴行ではなくセクハラ容疑で処罰される見込みという。一方昨年4月、ソウルで米国人男性からの性的暴行を受けた米国人の30代の女性は、加害者が検察の起訴を避けて米国に渡ってしまったと嘆いた。

これについて番組の女性MCは「被害者か加害者が韓国人でなければ、警察の関心は著しく落ちる」として、韓国の捜査当局の姿勢を批判した。

これを受け、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「韓国人女性が外国人に襲われても適当な捜査しかしないんだから、外国人被害者ならなおさらだろう」
「僕はオーストラリアに住んでいるが、それなら君たちは英語のできない人たちに関心を持ってるのか?ひき逃げ犯の車のナンバーを通報しても気にも留めないくせに、韓国がまるで未開な国のようにけなすとは」

「他の国ならまだしも、オーストラリアが言うとはひどいな。まずそちらの人種差別主義から反省してほしいね。僕らは僕らで反省するから」
「あなたの国で韓国人が被害に遭った犯罪をちゃんと調べたことがあるのか?」
「オーストラリアにいる韓国女性がやられても状況は同じだと思う」

「国内で殺人や強盗、性的暴行、わいせつがまん延しているオーストラリアに、他国を批判する資格があるのか?」
「恥ずかしい話だけど、外国人だから差別してるわけじゃないんだよ。韓国の裁判官がみんな寛大なだけなんだ」
「韓国は酒を飲んだと言えばすべてが許される国なのです」(翻訳・編集/吉金)