19日、米紙ニューヨーク・タイムズは、中国の空港に女性専用保安検査が増えていると報じた。男女の区別を明確化する手法は女性蔑視につながるのではないかと懸念する声も上がっている。写真は北京空港の保安検査場。

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2016年5月19日、米紙ニューヨーク・タイムズは、中国の空港に女性専用保安検査が増えていると報じた。21日、参考消息網が伝えた。

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飛行機搭乗前の保安検査で女性専用の通路を用意する中国の空港が増えている。北京空港に続き、深セン、昆明、武漢などの空港でも導入された。化粧ポーチなどを男性検査員に開けられたくないという女性客のニーズに応じたものだという。女性専用のほうが待ち時間が少ないと評判も上々のようだ。

一方で男女の区別を明確化する手法は女性蔑視につながるのではないかと懸念する声も上がっている。かつて毛沢東は「女性は天の半分を支えている」と語り女性の権利の重要性を唱えたが、今の中国は経済成長に伴ってかつての家父長主義が復活し、女性の地位向上が遅れがちになっているとの批判もある。(翻訳・編集/増田聡太郎)