23日、密閉空間でサバを焼いた時に発生する微細粒子の濃度が、大気汚染情報における「非常に悪い」レベルの30倍近くに上ると韓国メディアが報じ、韓国のネットユーザーから大きな反響が寄せられている。写真は韓国の市場。

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2016年5月23日、窓を閉め切った住宅など密閉空間でサバを焼いた時に発生する微細粒子の濃度が、大気汚染情報における「非常に悪い」レベルの30倍近くに上ると韓国メディアが報じ、韓国のネットユーザーから大きな反響が寄せられている。

韓国環境部は、昨年半年余りをかけて共同住宅や一戸建ての住宅などで実験を行った結果、密閉空間でサバを焼いた際に、1立方メートル当たり2530マイクログラムの微細粒子が発生したと明らかにした。これは、韓国の大気汚染情報で「非常に悪い」とされる基準、1立方メートル当たり90マイクログラムの28倍に上る。

また同じ実験で、サムギョプサル(豚の三枚肉)を焼いた場合には同1360マイクログラム、卵焼きでは1130マイクログラム、チャーハンでは183マイクログラムの微細粒子が発生したことが分かった。環境部は、料理の際に高まった微細粒子の濃度は、窓を開けて15分ほど換気をすれば平常時のレベルに収まるとしている。

韓国では冬から春にかけたびたび大気汚染に関する注意報や警報が出され、市民生活に大きな影響が出ている。一方でサバは、日本と同様に塩焼きなどで家庭の食卓にもよく登場する魚だ。そのためか記事には短時間で3000件を超えるコメントが寄せられたが、環境部のこの発表をまともに受け止める声はほとんど見当たらない。

「サバに何の罪があるんだ」
「中国から飛んで来る方に気を遣って」
「どうにかして大気汚染の責任を中国ではなく国内の何かに押し付けようと苦労してるね」
「なんだよ、今度はサバ税でも取るつもりか」

「政府がサバを有害物質に指定した」
「国民を何だと思って、いまだにこんなニュースで世論を動かそうとしてるのか。あきれた」
「炭火焼きの店で働く28歳男ですが…そのうち倒れるかも」
「中国人はずいぶんサバが好きなんだなあ」

「中国をかばうために、今度はサバまで持ち出すとは。この際、また属国に戻ろうよ」
「こんなくだらない実験はやってるのに、加湿器消毒剤はなぜ実験しなかったのか?」
「昔、大気汚染がひどくなかったのは、サバを焼いてなかったから?」
「次は炭火焼きカルビがニュースになるに違いない」(翻訳・編集/吉金)