歳を取っても、差し歯や入れ歯などでなく、できるだけ自分の歯でいたい!若い頃からの適切なオーラルケアが大切です。歯磨きを毎日していても方法が間違っていれば、歯の炎症や歯周病などのトラブルが発生してしまいます。正しい歯磨きの方法をもう一度おさらいしてみましょう。

正しい歯磨きの方法は?

 



引用元
歯磨きは、1本1本丁寧に磨くことが基本です。ブラッシングの際は決して力任せに磨くのではなく、力を入れずに小刻みに動かしていくのがポイント。同じ方向からだけでなく、縦や横にして、歯の全面や裏面に加えて側面も磨いていきます。1本1本丁寧に磨こうとすると少なくても5〜10分は歯磨きにかかるはずです。

歯磨きは泡立たせ過ぎると良くない?

いつもの歯磨きで陥りがちな間違いが、歯磨き粉を十分に泡立てるために先に歯ブラシを水で濡らしてから歯磨き粉をつけるというもの。しっかり泡立てると口全体が洗浄されているような気分になってしまってはいないでしょうか。実は、この泡立てすぎるのは間違い。泡立ちすぎると、研磨剤が流れてしまい、しっかりと歯が磨けない恐れがあります。乾いた歯ブラシに歯磨き粉をのせるようにしましょう。

合わせて揃えたい歯磨きグッズ

 



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通常の歯ブラシだけだと、どうしても磨きの残しが多くなってしまいます。特に歯と歯の隙間は歯ブラシが当たりにくい部分です。こういった磨き残しをできるだけ抑えるためには、通常の歯ブラシだけでなく、ピンポイントのブラシやデンタルフロスを併用することが大切。デンタルフロスなら、歯と歯の隙間に入れて動かすことで、しっかりと歯の隙間にあるプラークを落とすことができますよ。

歯磨きのタイミングは?

 



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歯磨きのタイミングは、できれば食事の30分後に行うのがベストです。食後すぐに歯磨きをしてしまうと、歯のエナメル質が傷つくことがあります。そして、できれば何かを食べるごとに歯磨きをしたいところですが、場所や時間によっては難しいこともあるはず。そんなときでも、寝る前の歯磨きだけは欠かさないようにしましょう。就寝中は唾液が少ないので、特に虫歯になりやすい時間帯です。

正しい歯磨きを心がけることで、虫歯や歯のトラブルのリスクをできるだけ減らすことができます。時間がない日でも寝る前だけはしっかり正しい歯磨きを行いましょう。毎日のケアにプラス半年に1回程度は歯科医の検診を受けておくと安心です。