『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』ゲーム画面 ©2016 Pokémon. ©1995-2016 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.

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みなさんこんにちは。「ポケモン」やっていますか? ぼくはやっています。

【ポケモン廃人がハッシュタグ「#ポケモン廃人あるある」を解説したったの画像・動画をすべて見る】

ゲーム「ポケットモンスター」ですが、その国民的な知名度のわりに、実際にやりこんでるという人はぼくの周りではあまりいません。ストーリーの進行としては一般的なRPGに比較すると進めやすく、初心者にもおすすめのゲームなのですが、シリーズを重ねるごとに、主にオンライン対戦の奥深さが飛躍的に進化してきました。

同時にプレイヤー側での研究も進み、そのオンライン対戦がなかなか一筋縄では勝てるようなものではなくなってきました。その通信対戦において勝率を高めるべく日夜努力しているプレイヤーはいつしか「ポケモン廃人」(略称「ポケ廃」)と呼ばれるようになりました。

新作の発売日も決定しにわかに盛り上がっているTwitterのハッシュタグ「#ポケモン廃人あるある」には、ポケモン廃人ならではも面白い小ネタがたくさん投稿されています。

今回はその「#ポケモン廃人あるある」に投稿されている廃人なネタを、廃人な筆者が、廃人じゃない人に向けて解説してみたいと思います。

「ポケモン廃人」という生き方、そのカルマ


ポケモン管理術の徹底





ポケモン廃人は、トーナメント仕様にまで高め上げたポケモンを毎日のように育成しています。膨大な数のポケモンを管理するのは非常に大変。

そこで、1ボックスごとに同じタイプ(ほのおやみず、くさ等ですね)のポケモンでまとめることによって、素早く参照することを可能にするといった工夫が重要になってきます。

(見た目は)まったく同じポケモンを複数体育てることもざらにあるため、常に細心の注意を払わないと、間違ったポケモンを選択してしまうこともあります。ポケモンの管理からすでに戦いははじまっているのです。

ポケモン廃人必携アイテムは洗濯バサミ





ポケモン廃人であることのカルマの一つに「たまご孵化」があります。これは「ポケモン育て屋さん」にて二種のポケモンを交配させ、技を引き継がせたり、個体値(ポケモン個別に割り振られるステータス)の高いポケモンを生み出すことに必須の行為です。

しかし、このたまごを孵化させることの条件は「たまごを持っている状態での主人公の歩数」。とにかく歩き回るしかたまごを孵化させる手段がないのです。なにもせず、ただキャラクターに街や道路を歩き回らせるのは本当に苦行ともいえる作業です(暇)。

そこでポケモン廃人たちの間で開発され、一気に普及したのが、洗濯バサミを用いた十字キーの固定です。なんと最新作『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』では、十字キーを固定するだけで、ぐるぐると街の外周を回れる場所が登場します。これによって、たまごを孵化する作業中に本を読んだり別のゲームで遊ぶなどの余裕が生まれました。

ポケモン育成におけるライフハック





ポケモンのオンライン対戦では、レベル51以上のポケモンはすべて問答無用でレベル50に統一され、対戦させられます。そのため、上限であるレベル100にする必要など絶無。

ポケモン廃人はめくるめく変わり続ける対戦環境を読み、日々数多くのポケモンを育てなければなりません。レベル51以上のポケモンをつくることなど、時間の無駄でしかないのです。

環境の癌・メガガルーラを倒すということ





現行のポケモンオンライン対戦環境の中でも、メタゲーム(盤外の情報を読んでの戦術/戦略)の中心であり、いまや環境の癌とも目されるポケモン・メガガルーラを倒した場面。

特性「おやこあい」によってすべての攻撃技が二回発動するという、異常な強さを持ったポケモンであるだけに、メガカルーラを突破した瞬間は脳汁とアドレナリンとドーパミンがドバドバと放出され、完全にハイになること間違いなしです。誰もが好きな場面ではないでしょうか?

ポケモン廃人なら誰もが育てたことのあるポケモンとは?





「108-130-95-80-85-102」は、ポケモンオンライン対戦不動のエース・ガブリアスの種族値です。超メジャーポケモンであるだけに、アンチも多いですが、「ポケモン廃人」を自覚する人の中でガブリアスを育てたことのないトレーナーは存在しないのではないでしょうか。

攻防すべての種族値がバランスよく高く、すばやさが102と多くのすばやさ100族を抜いて先手を取ることが可能。タイプもドラゴン・じめんと優秀な組み合わせで、癖のない運用が可能となっています。

「強いポケモン、弱いポケモン、そんなの人の勝手」





冒頭でも記した通り、現在のポケモンバトルは研究と実践がし尽くされ、「強いポケモン」、あるいは「弱いポケモン」がわかりやすく線引きされるようになってきました。

もちろん、誰にも知られていないコンボを編み出したり、特定のメジャーポケモンに対するアンチテーゼとしてめずらしいポケモンが採用されることも少なからずありますが、特に1対1のシングルバトルにおいて、「強いポケモン」「弱いポケモン」のカテゴライズは顕著です。そんな状況に、ポケモン廃人も心が折れてしまいそうになる場面はあります。

しかし、そんな時は『ポケットモンスター 金・銀』の四天王・カリンのこの名言を思い浮かべるのです。挑戦心と冒険心を刺激するこの言葉は、僕たちポケモン廃人をまた奮い立たせてくれる。ポケモン史上屈指の名言でしょう。

完全新作『ポケットモンスター サン・ムーン』も2016年11月18日に発売が決定し、激化するポケモンバトル。今後もますます廃人を生み出していきそうです。

※記事初出時、カリンを「赤・緑」四天王としておりましたが、正しくは「金・銀」でした。お詫びして訂正いたします