GKハンダノヴィッチ巡りダービー勃発か…ロンドンの2クラブが関心

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 インテルに所属するスロヴェニア代表GKサミール・ハンダノヴィッチがプレミアリーグに移籍する可能性が浮上した。22日、イギリスメディア『90MIN』が報じている。

 PKストップに絶対的な自信を持つ同選手は、インテルで4年目を迎えている。今シーズンもセリエA36試合に出場するなど守護神としてチームを支えてきた。

 しかし同メディアによれば、ハンダノヴィッチはチャンピオンズリーグ出場権獲得を逃した同クラブからの退団を望んでおり、クラブ側も1500万ユーロ(約18億円)のオファーがあれば売却に踏み切ると報じられている。

 同選手の獲得には、来シーズンのチェルシー指揮官就任が決定している現イタリア代表のアントニオ・コンテ監督が興味を示している。現在の守護神であるベルギー代表GKティボー・クルトワを放出し、後釜にハンダノヴィッチを据えるプランがあるようだ。

 また、イギリスメディア『Tribal Football』によればアーセナルも獲得に関心を寄せているという。現在レギュラーを務めるチェコ代表GKペトル・チェフとの間に競争を生み出すため、ハンダノヴィッチに注目しているようだ。

 インテルのスポーツディレクターであるピエロ・アウシリオ氏が先週末ロンドンに滞在していたとの情報もあり、両クラブとハンダノヴィッチに関する報道が過熱している。

 なおインテルは、同選手が退団した場合、パリ・サンジェルマンに所属するイタリア代表GKサルヴァトーレ・シリグを獲得して穴埋めを図る模様。シリグは現在ドイツ代表GKケヴィン・トラップにレギュラーを明け渡しており、出場機会を求めていると伝えられている。