22日、中国で、北京にある故宮の九龍壁の一部を「もぎ取った」とする画像が個人ブログに掲載され、物議を醸している。

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2016年5月22日、中国で、北京にある故宮の九龍壁の一部を「もぎ取った」とする画像が個人ブログに掲載され、物議を醸している。北京晨報が伝えた。

「千重山」と名乗るブロガーが、2015年に北京へ旅行した際、故宮と清代に築かれた離宮の遺構・円明園で入手したという二つの「石ころ」の写真を掲載した。一つは灰色の石、もう一つは瑠璃瓦のような黄色い石で、故宮観光の目玉にもなっている「九龍壁」の一部と、円明園に残された彫刻の一部。どちらも「もぎ取ってきた」とし、「家宝にして子々孫々受け継いでいく」と書き込んだ。

このブログに対し、「ひどい。なんて恥知らずだ」「こんなことをして、自慢できると思っているのか」などと批判するコメントが多数書き込まれている。故宮博物院と円明園は共に、調査を行うことを明らかにした。

反響の大きさを受け、「千重山」は「もぎ取ってきたというのは単なる冗談」とし、「文化財を壊していないし、書き込みはほんの出来心だった」と釈明。さらに「その批判の情熱は、現実社会でマナー違反をやめさせるのに注いでほしい」と書き込んだ。

この騒動について、ある弁護士は「悪ふざけはすべきでない。誤解を生むと同時に、文化財の破壊という違法行為をネットで自慢するのを助長しかねない」と指摘。ネットに掲載した内容が事実であれば、法的責任を追及されることになるとしている。(翻訳・編集/岡田)