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今月、病気療養のため音楽活動を休止していた歌手の玉置浩二が、6月2日東京Bunkamuraオーチャードホールでの公演「KOJI TAMAKI PREMIUM SYMPHONIC CONCERT -21st CENTURY RENAISSANCE-」で復帰することが分かった。

玉置は、本公演に向けたリハーサルを都内で始動。同時に全国の主要オーケストラとの競演によって演奏される注目のプログラムがあきらかになった。

本公演では、「ワインレッドの心」「悲しみにさよなら」「メロディー」など安全地帯やソロでの代表作品とともに、「雨」「夜想」「君がいないから」「いつの日も」「To me」「オレンジ」「キラキラニコニコ」「SOS」等が、編曲家の手によって新しい生命に満ちたオーケストラ作品として披露される。

そして、古典と現代の音楽を結ぶベートーヴェン交響曲第6番と融合した「田園」(新管弦楽版)もラインナップ参入するなど玉置の音楽観を余すところなく表現する構成が完成。

さらに、今回は海外来日オーケストラの演奏(6月2日・3日東京、6月8日京都)も大きな注目となっている。旧ユーゴスラビア地域の音楽家たちが参加するバルカン特別編成交響楽団との競演だ。

「大河ドラマを彷彿する世界観の表現に挑んだ」と語る玉置浩二が、世界平和の祈りを発信する同オーケストラに捧げた新制作作品「歓喜の歌」。現在、編曲家、専任エンジニアらが玉置のもとに集結し、総力をあげた制作作業が、現代の音楽のルネサンスを導く玉置の新しい音楽世界の誕生に向かって突き進んでいる。