日本の公共交通機関の「正確さ」は中国でも広く知られている。運行時間に正確なだけでなく、電車などであれば停車位置も非常に正確だ。さらに安全性の高さは世界的に有名であり、新幹線は開業以来、乗客の死亡事故はゼロであることからも、その比類なき安全性が見て取れる。(イメージ写真提供:(C)Sakarin Sawasdinaka/123RF.COM)

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 日本の公共交通機関の「正確さ」は中国でも広く知られている。運行時間に正確なだけでなく、電車などであれば停車位置も非常に正確だ。さらに安全性の高さは世界的に有名であり、新幹線は開業以来、乗客の死亡事故はゼロであることからも、その比類なき安全性が見て取れる。

 中国メディアの捜狐はこのほど、日本の公共交通機関が安全神話を打ち立てることができた理由を考察する記事を掲載、その理由の1つとして「細部にまで徹底してこだわる日本人の性格が反映されている」と論じた。

 記事は、新幹線が開業から乗客が死亡する事故を起こしていないことを指摘したほか、日本の航空会社や空港は定時到着率や定刻運航率で世界一であることを紹介。物流を含めた「交通」は国の発展にかかわる人、モノ、エネルギーがそれだけ安全かつ滞りなく輸送されていることを示すものであるとし、「交通状況を見れば、その国の性格が見てとれる」と論じた。

 さらに新幹線を例として、時間に正確で地震や台風などの自然災害が起きても重大な事故を起こさず、非常に短い間隔で多くの本数を運行することができるのは「世界的に見ても奇跡」と呼べると主張。日本の公共交通機関が「安全かつ迅速に運行でき、シームレスに連結できているのは、細部にまで徹底してこだわる日本人の性格が反映されたもの」であると称賛した。

 中国高速鉄道が近年は重大な事故を起こさずに運行できているが、2011年に発生した追突事故およびその後の車両を地中に埋めようとした驚愕の対応は今なお記憶に新しい。また、事故原因の詳細な調査や分析も行われないうちから運行を再開したが、こうした対応は日本では絶対にありえないことだ。ハード面の差だけでなく、有事の際の対応を見るだけでも日本と中国の公共交通機関に安全性の差が生じる理由が分かるというものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Sakarin Sawasdinaka/123RF.COM)