20日、中国の2015年の自動車生産・販売台数は2450万台まで拡大した。だが武漢理工大学の専門家は、ピークは3500万台で、いずれターニングポイントを迎えると指摘している。写真は16年3月、北京市内の幹線道路。

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2016年5月20日、15年の中国の自動車生産・販売台数は2450万台まで拡大し、中国人の自動車購買力がどこまで伸びるのかに業界や専門家が注目している。だが武漢理工大学工程学院の張国方(ジャン・グゥオファン)氏は「ピークは3500万台で、すでに最後の拡大時期は過ぎ、市場の競争激化とともに、いずれターニングポイントを迎える」と指摘する。四川在線が伝えた。

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1000人当たりの自動車保有台数をみると、中国は120台だが、米国は800台、英国は571台、日本は595台、韓国は372台で、10年の世界平均は157台となっている。張氏は、中国の国情、特に人口分布や国土利用率を考慮すると、米国の水準に追いつくことはなく、韓国並みが現実的な水準だと予測する。保有台数は現在、1億7000万台を超えており、1000人当たり300台になると仮定すると、ピークは4〜5億台になるという。

ピークに達した後は、買い換え率が販売台数の根拠となるが、米国では6〜7%となっており、そこから中国の年間販売台数の上限は3500万台と試算。現状から1000万台程度の余地はあり、3〜5年でピークを迎えることはないが、それ以降は景気に支えられて自動車が売れる時代は終わり、市場競争はブランド力や技術力など総合的な競争力が求められるようになると指摘している。(翻訳・編集/岡田)