インド最大の都市ムンバイで、病院の女医や看護婦らが祭りの踊りに夢中になって診療を怠ったという苦情が患者から出て、当局が調査に乗り出す騒ぎになっている。

2016年5月11日、地元紙のムンバイ・ミラーなどが報じた。

AFPなど複数の海外メディアによると、騒ぎがあったのは市内のディワリベン・メータ市民病院。動画投稿サイト「ユーチューブ」(YouTube)に、病院の待合室と見える場所で、伝統衣装のサリーを着た20〜30人の女性たちが大音量の音楽に合わせて楽しそうに踊る光景が、携帯電話で撮影され公開された。同病院の医師や看護師たちだという。そして、「多数の外来患者をほったらかして、浮かれ騒いでいた」という抗議が同市保健局に寄せられた。

当日、市内各地では「ハルディ・クムクム」という女性の祭りが行なわれていた。結婚した女性のために夫婦が末長く仲良く暮らすよう神に祈る祭りだ。地元メディアの取材に対し、ムンバイ大都市圏の保健当局者は「調査した結果、女性医師らが踊ったのは勤務時間外だった。その上、女性のための祭りだったため、男性医師らは勤務を続けており、苦情には根拠がない」とコメントしている。