「初鰹」と「戻り鰹」の違いとは?栄養価と選び方のコツ

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枝豆、ゴーヤ、スイカなど夏らしい食材がこれからスーパーに並び始めますね。旬の食材を見ると新しい季節の移り変わりを感じることができます。

しかし、旬の食材の美味しい時期はあっという間に過ぎてしまいます。特に夏に旬を迎える鰹(かつお)は、旬の時期でも食べる頃合いによっては、風味やカロリーが変わってしまうのをご存知ですか?

今回は、今しか食べられない鰹について、管理栄養士の筆者がご紹介いたします。

 

■カロリー低めの鰹は今だけ!

野菜・果物・魚には、年1回、栄養価が高い、いわゆる“旬”がありますが、鰹の旬は珍しく年2回あります。今の時期は“初鰹”といって、その年初めて水揚げされる鰹で、初夏が旬。

鰹というと、脂っこさが気になる人も多いようですが、初鰹は脂身が少なく、さっぱりとした食感で、暑さが増してくる今の時期に美味しく食べられる魚です。

しかし、“戻り鰹”といって秋に旬を迎える鰹は、初鰹と比べ、100gあたり50kcalも高め。それもそのはず、戻り鰹の脂質量は初鰹の10倍以上もあるのです。

 

■初鰹の嬉しい体への働きとは

鰹は、魚の中では赤血球生成をサポートするビタミンB12が多く、酸素を全身に運ぶ鉄分も多く含有しているので、女性に多い貧血の予防に働きかけます。

さらに脳神経の働きを補助して血行を促進するビタミンB群のナイアシン等、体の内側から健康を守ってくれます。

また、かつおに含まれるビタミンDがカルシウム吸収を促進してくれるため、骨粗鬆症予防にも効果が期待されています。

他にも、子どもの発育不全や女性の不妊症、ボケ予防、疲労回復等の効果も期待されています。

特に初鰹は、むくみ予防の“カリウム”や骨強化の“カルシウム”、妊娠に重要な働きをする“葉酸”が戻り鰹よりも多く含まれているのです。

 

■鰹の血合いには身よりも嬉しい効果が!

魚には身の色とは違う、ちょっと黒ずんだような、赤黒い部分がありますよね? そこは、背骨近くにある“血合い”と呼ばれる部分。色合いからして、食べないで捨ててしまう人も多くいます。

しかし、血合いは鉄分を豊富に含有しているため、生活習慣病や貧血の予防に効果的といわれています。しかもこの血合いは、身よりも多くの栄養分を含んでいるので、しっかり食べたい部分なのです。

少しクセがある味で苦手な人は、佃煮のような甘辛い味付けで調理して、ごはんのおかずとして食べると意外と食べやすいので、オススメです。

 

■美味しい鰹を選ぶコツ

お店で鰹を購入する時のポイントは、切り身の場合は身が赤く鮮やかで、透明感があるものを選ぶこと。血合いの部分は、鮮度が落ちると段々と黒ずんできやすいので、切り身の場合、鮮明な血合いの鰹を選ぶと、身がプリプリで美味しい鰹を選ぶことができます。

1尾で購入する際は、縞模様がぼやけてなく、はっきりとわかるもの、エラの部分は、赤味を帯びているものが鮮度の良い証拠になります。

さっぱりして風味豊かな初鰹はたたきで食べると旨味もさらにUP。ミョウガやあさつき、ショウガやニンニクなど薬味をたっぷり使えば、5月病や日頃の疲れも改善しやすくなります。

 

いかがでしたか? 今回は旬の初鰹についてご紹介いたしました。旬の時期だからこそ楽しめる味わい。

もちろん、脂がたっぷりのった“戻り鰹”も、良質の脂質が多いので、体には嬉しい効果が期待できます。初鰹はたたきがオススメでしたが、戻り鰹は“刺身”にして食べるのがオススメです。

初鰹も戻り鰹も、高血圧予防や肝機能の強化、眼精疲労の予防、動脈硬化予防等の効果も期待できる嬉しい魚。

日頃ダイエットをしていたり、カロリーを気にしたりしている人は、ヘルシーに食べられる今が旬の初鰹をおいしく食べて、体の中から元気になりたいですね!

(ライター 望月理恵子)

 

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