「おまえたちメトロックを盛り上げるために、日帰りで地獄からやってきた地獄専属ロックバンド地獄図だー!」

地獄専属バンド“地獄図”(ヘルズ)が遂にロックフェスに参戦!
「TOO YOUNG TO DIE!」と腕を挙げて連呼するオーディエンス。
オープニングアクトそして初のお披露目にも関わらず、早くも盛り上がっていた。
「TOKIOの長瀬くんだ!」
「メイクやばい(笑)」


宮藤官九郎が監督・脚本をつとめる映画『TOO YUNG TO DIE!若くして死ぬ』(6月25日(土)全国ロードショー)の公開に先駆け、5月21日(土)、東京・江東区立若洲公園で開催された「TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2016」(通称:MET ROCK)で、オープニングアクトを務めた地獄図。

メンバーは、Vo&Gt.長瀬智也、Gt.神木隆之介、Dr.桐谷健太、Ba.清野菜名。
メンバー紹介も役名で行われた上に、神木以外は鬼の特殊メイクをしていて声を聞くまで誰か分からない姿で登場した。

劇中で、地獄の赤鬼先生を演じるTOKIOの長瀬智也。いつもとは打って変わって、顔を真っ赤にした赤鬼メイク。ロングの金髪に角が2本。長身で引き締まった体にド派手な衣装。THE ALFEEの高見沢俊彦よりも派手な、地獄仕様のギター片手にオーディエンスを煽る。
「長瀬くん、あのメイクしててもカッコいい」
女性客が驚き半分で盛り上がっていた。
まさか大人になって赤鬼のイメージが塗り替えられるとは思ってもみなかった……。


「あ、みなさん、関大助です」
一人だけ制服姿の神木隆之介。メンバー紹介を受けると、他の鬼とはトーンが違うギター。
修学旅行中に不慮の事故に遭って目覚めたら地獄にいた17歳の高校生・大助。片思いしたままキスもできずに地獄にたどり着いてしまった。奇抜な格好の鬼たちに混じって、制服でギターを弾いていた。

「あの、今日サカナクション観にきまして。移動とか忙しいじゃないですか、あっち行ったりそっち行ったり。そこがうまくできたらいいなと思ってます」

「ポカンって感じっすよね。あの、はい、ぶっちゃけ映画の宣伝で来てます!でもみなさん、これだけは覚えて帰ってください。『TOO YUNG TO DIE!若くして死ぬ』6月25日、6月25日公開っす!」
会場から笑いや拍手がおこる。直球がウケたのか、男性客からは「かわいい」、「あとで調べよ」という声が聞こえてきた。


「みんな歌えー!」
映画の主題歌『TOO YUNG TO DIE!』がはじまる。
おそらく初めて耳にした曲にも関わらず、「もっと叫べーー!」と赤鬼先生の煽りにのって、手を挙げ「TOO YUNG TO DIE!」と連呼する会場。

劇中のバンドがスクリーンを飛び出してロックフェスに出演、地獄図がこれで終わるわけがなかった……。
今回披露した主題歌を含む、28曲入りのアルバム『TOO YUNG TO DIE!地獄の歌地獄』が6月22日に発売。この世でメジャーデビューも果たす。
作品では地獄や鬼のイメージを変えたが、映画の宣伝やサントラ盤のスタイルをも覆し、現世で爪痕を残す地獄図。わざわざ地獄から、それも日帰りで来ただけのことはあったかも。

映画『TOO YUNG TO DIE!若くして死ぬ』は6月25日(土)全国ロードショー。
(柚月裕実)