20日、雲南網は記事「昆明市官渡区秧草凹村、村民たちの離婚ラッシュ」を掲載した。離婚ラッシュの背景にあるのは立ち退き問題だ。離婚して戸籍を分ければ主な邸宅の数を増やせるという算段が離婚ラッシュへとつながった。資料写真。

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2016年5月20日、雲南網は記事「昆明市官渡区秧草凹村、村民たちの離婚ラッシュ」を掲載した。

雲南省昆明市官渡区秧草凹村で離婚ラッシュが起きている。ラッシュ初日の18日には20組が離婚、翌日はさらに数が増えたという。80歳近い老夫婦が離婚したかと思えば、父親と息子2人、一家総出の離婚申請というケースまであったという。今や「まだ離婚していないの?」が村民たちのあいさつになっているほどだ。

離婚ラッシュの背景にあるのは立ち退き問題だ。政府は土地収用にあたり一戸籍あたり1軒を主な邸宅と認定、残る建物は従属する建築物とする基準を発表した。主な邸宅は補償金が高くなるため、離婚して戸籍を分ければ主な邸宅の数を増やせるという算段が離婚ラッシュへとつながったのだ。

ただし現地政府もこうした動きは予想していたようで、土地収用対象地域の住民に対して一時的に戸籍分割手続きを停止すると通達している。無駄に離婚することになってしまいそうだが、村民たちは「離婚すれば戸籍が分割できると上級政府の政策が規定している以上、主張を続ける」と話し、戸籍分割と補償金積み増しを求めていく構えだ。(翻訳・編集/増田聡太郎)