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 4月にAKB48を卒業した途端、高橋みなみ(25)に、初の異性スキャンダルが飛び出した。世間的には「恋愛解禁」を待った高橋に称賛の声が出ているものの、「一歩間違えば奈落の底」と警鐘を鳴らす関係者の声も聞こえてくる。

 グループ総監督として、メンバーでありながら全AKBグループをけん引してきた高橋。AKB担当記者も功績を称えてこう話す。

「ブレーク以降は、私生活も含めてすべてAKBにささげてきたような人生だった。『週刊文春』に、芸人合コンや電通社員とのらんちき騒ぎを報じられたこともありましたが、上からの誘いこそ断れなくても、自らの意思で夜遊びをするなどあり得ない性格でした」

 ところが、5月19日発売の「女性セブン」では、15歳上の一般男性との交際関係が報じられた。男性は高橋の自宅に3連泊していったそうで、後日高橋は出演するラジオ番組で「お騒がせしてすみません」とだけコメントを残している。

「謝罪こそしたものの否定はしなかったことから、交際は事実ということでしょう。もはや“恋愛禁止”のルールからも脱却した高橋だけに、何も問題はないのかも知れません。が、このスピードの速さは少々気にかかる。縛りから開放された芸能人には、転落がつきものなんです。極端な例かもしれませんが、酒井法子がそうであったように」(週刊誌記者)

 感情に蓋をしてアイドル道にまい進していた分、揺り戻しが怖いと危惧されているのだ。

■少ない恋愛経験が異性トラブルを呼び込む

 酒井はアイドルとして一世を風靡したが、1998年には後に薬物で何度も逮捕されることとなる元夫・高相祐一氏とデキ婚してしまった。

「それまでろくに恋愛経験もなかった酒井は、なんの縛りもなかった高相氏の生き方にショックを受け、虜になってしまった。子役で大ブレークした杉田かおる(51)もこのタイプで、事務所を独立するも、その後何度も金銭トラブルが報じられ、一時期は1億円の借金を抱えていたほど。こと異性と金銭関係に関しては、免疫がないものほどドツボにはまってしまうものなんです」(前出の週刊誌記者)

 AKBで有終の美を飾り、熱愛スキャンダルもおめでたいニュースに落ち着いている高橋だけに、今後の言動にはより一層気をつけてもらいたい。

文・橘カイト(たちばな・かいと)※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。