遅咲きの新鋭登場!経験と運は不十分ながら10年先の将来性に期待が持てる注目の平幕力士「稀勢の里」ご紹介の巻。
すごい力士が登場しました!

熱戦つづく大相撲夏場所は大横綱・白鵬の優勝で幕を閉じました。しかし、僕は白鵬にも負けて劣る、スゴイ力士を見つけてしまったのです。まだ平幕の身分ではありますが、その力量・風格はすでに小結…いや関脇級。将来的には大関が狙えるのではないかという有望株です。

四股名は稀勢の里。30歳を超えてから横綱に昇進した遅咲きの人・第59代横綱隆の里に師事し、29歳にしてようやく本格化を迎えた平幕力士です。僕の見立てでは、この力士はすでに二桁を安定して勝つチカラが十分にあります。あるいは優勝するのではないか…いやまぁ、現実的にはしないと思いますが、間違って優勝する可能性だってないとは言えない。豊ノ島や勢あたりとどっこいぐらいの力量はあると踏んでいます。

そんな平幕・稀勢の里は先場所・今場所と大活躍。先場所は13勝2敗の好成績、今場所も十四日目を終えた段階で12勝2敗という好成績で、何と横綱・日馬富士&鶴竜を押さえて準優勝を確定させています。二場所つづけて準優勝ということになれば、横綱推挙の条件「二場所つづけて優勝もしくはそれに準ずる成績」にすらあてはまってしまいます。

「よーこづな!よーこづな!よーこづな!」

もちろん横綱推挙にあたっては「大関の地位で」という但し書きがありますので、平幕力士には夢物語であるのですが、世が世なら横綱になっていてもオカシクない、それぐらいの期待感があると言っていいでしょう。僕が個人的に調べた最新の相撲注目度ランキングでは、「1位:居反りの宇良、2位:ネガティブパワー正代、3位:輪島DNA輝」に次ぐ第4位にランクイン。今から覚えておいて損はないホープです!

優勝とか横綱とか大きな夢を語るにはまだ時期尚早ではありますが、5年、いや10年後には日本の相撲を背負って立つ存在になっているに違いありません。もしかしたら長く途絶えている日本出身力士の横綱昇進という偉業も成し遂げるかもしれない…そんな予感で、僕の目ははるか未来を見ています。みなさんもどうぞ、相撲ブームの一翼を担う存在として、注目してみてくださいね!

ということで、僕がオススメする今から注目しておきたい平幕力士・稀勢の里の大活躍について、NHK中継による「大相撲夏場所」からチェックしていきましょう。

◆おめでとう敢闘賞!!夏場所を盛り上げた台風の目、平幕・稀勢の里!

今場所初日、平幕の稀勢の里は三役経験も多い格上の妙義龍との取組でした。平手で自分の頬を打ち、引き締まった表情は格上相手でもひるもところはまったくありません。左四つでガッチリ組み止めると、そのまま寄り切って初日白星。先場所あたりから多く見られる左四つの相撲は、自分の「型」がハッキリと出来上がってきたのかもしれません。大器の片鱗をいきなり見せつけます。

「固くなりますかね」「精神面が問題ですね」「気持ちです気持ち」と、ヒヨコでも見守るみたいな視線で毎日毎日実況と解説から心配されながらの相撲がつづく中、注目のホープ対決となった三日目には正代を圧倒。初めての対戦でしたが、思い切ってドーンとぶつかることができました。恐れを知らないチャレンジャー、そんな言葉がよく似合います。

四日目は、大型力士隠岐の海との投げの打ち合いを制して4連勝。五日目は宝富士をチカラで押し切って序盤勝ちっぱなし。「横綱の強さを持ってきた」などと実況からお褒めの言葉が出る場面も。「チキンだと聞いたので」とシーチキンさんからの懸賞もかかった六日目は197キロの三役・魁聖を寄り切って、好角家からも大きな拍手をもらいます。「おっ、いいね」「有望株」「宇良だけじゃないぞ!」と目端の利くファンは、七日目の逸ノ城との取組で手拍子を送る動きまで。

↓一時は大関候補とまで言われた逸ノ城に激しく攻められながらも、見事に体位を入れ替えて勝利!


左からのおっつけ、いなし!

見た目以上にパワーもありそうです!

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その後も、平幕・稀勢の里の勢いは止まりません。実力ではなく勢いが止まりません(まだまだ平幕、そんなに実力があるわけはない)。八日目には格上・嘉風を破って中日での勝ち越し。いつしか実況や解説が毎日毎日「今日の平幕・稀勢の里の表情」を気にするようにさえ。まぶたパチパチしてないかな?キョドってないかな?くちびるモニョってないかな?と珍しい動物の交尾を見守るような熱視線を送り、盛り上がってきました。「もしかして、平幕優勝もあるのではないか?」と。

破竹の連勝が取組編成担当の心を動かしたか、九日目にして迎えた大関への挑戦。相手は豪栄道、ここまで1敗で優勝争いを展開する上位力士です。もはや名前だけで負ける気しかしない。豪で栄で道です。グローリーホナーロードです。しかし、平幕・稀勢の里は大関をまさかの撃破!どこまで突っ走るのか、新たな時代の幕開けにメディアも色めき立ちます。

十日目は日本人最強力士、現役で唯一の優勝経験を持つ大関・琴奨菊への挑戦。土俵際いっぱいまで追いつめられるも、粘って残して、最後はもつれ合うように寄り倒し。十一日目は勢対決となった勢との取組。どっちが本当に「勢いだけでたまに好成績をあげる」タイプなのか、雌雄を決する一番もバックから突く得意の形で快勝。相撲協会員としての資格は特にない一般人・舞の海さんからは「まるで横綱みたい」という大げさな賛辞まであがります。相撲界三大「黙れ」の一角(花田勝氏、琴奨菊、舞の海)にここまで言わせるとは、大したものです。

そして、以前はまったく歯が立たなかった大関・照ノ富士も乗り越え12連勝。大関相手に何もさせないという相撲内容は、相手の両膝が「ただつながっているだけ」でガッタガタであることを割り引いても、三賞に値する大奮闘。敢闘賞は確定と言ってもいいでしょう。その落ち着いた表情と不動の構えは、宇宙パワーにハマっていた頃の横綱・貴乃花のよう。平成の大横綱とシンクロするような、大きな期待が国技館にも充満してきます。我が家の茶の間にも、清原に紹介された群馬県ルートで「心がすごく落ち着く」何かを買ってるんじゃないかという心配が充満します!

さぁ、まさかまさかまさかの展開。12連勝で優勝争いのトップに立つ平幕・稀勢の里は、何と横綱挑戦の機会を得ることになりました。相対するは大横綱・白鵬。「無理だろう」「無理無理」「勝てるわけがない」「勝ったとしても嘘」「あるとすれば相手の手心だけ」「手心はないやろうなぁ」「ここで手心出さないから嫌われるんだけどな」「とにかく、思い切って思い出に残る挑戦を!」とファンたちからは、思い出作りという線でこの一戦へのポイントは一本化されます。それぐらい、両者の力量には隔たりがある。

↓しかし、平幕・稀勢の里は大健闘!真正面からぶつかり合って大横綱をあと一歩まで追いつめた!


おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!

大健闘!大健闘!大健闘!

行司の履物も思わず脱げる大熱戦!

↓あえて平幕力士得意の左四つの型で迎え撃った白鵬は、「勝つなら勝ってみい」と胸を貸す大横綱ぶり!

「勝つなら勝ってみい」
「それで横綱になってみろ」
「勝っていいんだよという感じだった」
「けど、勝たなかったからね」
「何かが足りないんだろうね」
「強い人は大関になる」
「宿命のある人が横綱になる」

つまり、あとは運だけだと!

おおぉい、平幕・稀勢の里!

大横綱が「あとは運だけ」って褒めてくれてるぞ!


↓支度部屋で「くそっ」と大きな声をあげた平幕・稀勢の里は、運はなかったもののウンコは出た可能性アリ!

<稀勢の里 横綱の壁越えれず「クソッ」>

厚く高い壁を、またも越えることができなかった。稀勢の里は、先場所の10連勝、3年前の13連勝を止められた白鵬との大一番に屈した。支度部屋に引き上げ、テレビの映像を見ながら、「クソッ!!」と悔しさをにじませた。

http://www.daily.co.jp/general/2016/05/21/0009104571.shtml

ウン違いやで!

そっちはまわし締める前に済ませて、本番で「運」をつかむんや!

↓平幕・稀勢の里の地元・茨城県では、茨城のニュースターを見守ろうとパブリックビューイング敢行!


この子どもたちの楽しそうな表情!

みんなのハートをガッチリキャッチしてるじゃないか!

「勝つと思ってたんだけど、負けちゃって悔しいです」だってよ!

勝つと思っちゃうなんて、まだまだ子供だな!

でも、少年たちはこれから応援にもますます熱がこもりそうだな!

子どもの「逆境に負けない心」を育てる本 [ 足立啓美 ]

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この大一番にすべての死力を出し尽くした平幕力士は、翌日に再び強いられた横綱・鶴竜との取組はウソのように圧力を失い、アッサリと敗れました。もし勝ちつづければ、あるいは優勝決定戦があるかも、という「数字上の可能性」はありましたが、これが現状での精一杯でしょう。ここまでの戦いを考えれば、千秋楽も横綱・日馬富士が相手ということで負けは確定的。

しかし、それでも平幕の身でここまで見せてきたチカラ、今場所を盛り上げた台風の目としての存在感はホンモノです。この相撲をつづけていけば、いつかきっと、優勝そして横綱にも手が届くはず。これから挑む山の途方もない高さを知った、そのことを今場所の大きな財産としてもらいたいもの。

誰もが最初は平幕です。そこから成長して、大関や横綱になるのです。白鵬だって平幕だった。稀勢の里にも力量と「運」があれば、可能性はあるはずです。5年先、10年先をしっかりと見据えて経験をひとつずつ積んでいきましょう。ガンバレ、未来の大横綱、稀勢の里!

↓なお、優勝の可能性が潰えた十四日目も「運」はなかったものの、支度部屋で「くそっ」は漏らした模様!

「あー」「痛ぇ、くそ」ときたか!

これはひょっとしたら痔かもしれないな!

しっかり治して、来場所に備えよう!

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名前だけでも憶えて帰ってくださいね!稀勢の里「キセノサト」です!