19日、エルニーニョ現象の影響で中国などアジア諸国の食品価格が急上昇している。データ企業CEICの統計によると、中国の野菜価格はこの12カ月で22.6%の上昇を記録した。写真は中国の農業貿易市場。

写真拡大

2016年5月19日、参考消息網によると、エルニーニョ現象の影響で中国などアジア諸国の食品価格が急上昇している。

【その他の写真】

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは17日、アジアの食品価格上昇を取り上げた。データ企業CEICの統計によると、中国の野菜価格はこの12カ月で22.6%の上昇を記録した。インドネシアは18%、韓国は19%と近隣国でも上昇している。HSBCのレポートによると、日本を除くアジアの食品価格は過去1年で4.8%上昇した。

背景にあるのはエルニーニョ現象だ。1950年代以来最強となるエルニーニョ現象により乾燥、高温などの異常気象が出現している。先進国ならば貯蓄率が高く食品価格の上昇もある程度緩和されるが、途上国では食品価格上昇は非食品商品の売り上げ現象に直結し、経済への影響も懸念される。(翻訳・編集/増田聡太郎)