バイエルンがPK戦でドルトムントを退け2冠達成《DFBポカール》

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▽DFBポカール決勝のバイエルンvsドルトムントが21日にベルリン・オリンピアシュタディオンで行われ、0-0で迎えたPK戦の末、バイエルンが勝利した。ドルトムントの香川は延長後半から出場した。

▽チャンピオンズリーグ(CL)を準決勝で敗れて3冠の可能性が潰えたものの、リーグ戦で4連覇を果たし2冠達成を目前とするバイエルン。今季で退任が決まっているグアルディオラ監督は、リーグ戦最終節のハノーファー戦(3-1で勝利)から3選手を変更した。CBのジェローム・ボアテングの相棒にキミッヒを置き、中盤のアンカーにビダルを起用。前線に右からドグラス・コスタ、レヴァンドフスキ、リベリと並べ、センターにはチアゴとミュラーを配した。

▽一方、リーグタイトルを逃したことで是が非でもカップタイトルを手中に収めたいドルトムントは、最終節のケルン戦(2-2)から2選手を変更した。香川はベンチスタートとなり、ロイスとオーバメヤンを2トップで起用。中盤ダイヤモンド型[4-4-2]のフォーメーションで挑んだ。

▽序盤から目まぐるしい攻防だったが、バイエルンが徐々にボールを保持していく。すると3分にはミュラーがボックス右手前から強烈な右足シュートを浴びせるも、わずかにクロスバーの上。際どいシュートを放たれたドルトムントだったが、それ以降、コンパクトな守備を見せてバイエルンに思い通りのプレーをさせず、オーバメヤンとロイスがカウンターで攻め込んでいく。

▽攻めあぐねるバイエルンだったが、21分にセットプレーから決定機を創出する。ビダルの右CKから勢い良く飛び込んだミュラーが頭で合わせるが、これはわずかに左に逸れる。さらに32分には、ボックス左付近からドグラス・コスタが強烈な左足のシュート。GKビュルキが弾いたこぼれ球にレヴァンドフスキが反応するが、詰めきれない。

▽肝を冷やされたドルトムントは43分にチャンス。ムヒタリャンのロングボールから最後はスベン・ベンダーがボレーで合わせるが、ミートしきれない。

▽迎えた後半、開始から球際で激しさを見せる両チームだったが、バイエルンが2つの決定機を迎える。まずは、51分にボックス内左で受けたリベリのダイレクトの折りしにレヴァンドフスキが飛び込んで右足を伸ばすが、わずかに届かない。55分には右サイドでドリブル突破したドグラス・コスタのグラウンダーのクロスにミュラーが合せにかかるも、ミートしきれない。

▽その後、一進一退で迎えた84分にドルトムントがカウンターから決定機。右サイドでピシュチェクがドリブルからクロス。フリーになったオーバメヤンがインサイドで合せるも、ふかしてしまい、ゴールレスのまま延長へ突入する。

▽迎えた延長前半も圧倒的にボールを支配するバイエルンは、93分にチャンスを迎える。ボックス内でボールを受けたレヴァンドフスキがGKと一対一になりシュートを放つが、懸命に戻ってきたドゥルムのスライディングに阻まれる。

▽迎えた延長後半から最後の交代カードで香川を投入したドルトムントは、バイエルンに押し込まれていくも、最後の場面では身体を張った対応を見せてゴールを許さない。結局、試合はこのままPK戦へ突入する。

▽1番手の香川が成功するもその後、2選手が続けて外したドルトムントに対して、4選手中3選手が成功し3-3で最後のキッカーにドグラス・コスタを迎えたバイエルン。これをドグラス・コスタが成功し、PK戦までもつれた激闘を制したバイエルンが2シーズンぶりにDFBポカールを制し、2冠を達成した。