浅野の同点弾実らず…U23日本、パラグアイのFK弾に沈みトゥーロン黒星発進

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 第44回トゥーロン国際大会のグループステージ第1節が21日に行われ、U−23日本代表とU−23パラグアイ代表が対戦した。

 18日に開幕した同大会は、2グループ各5カ国でリーグ戦を行い、各組1位が決勝戦へ進み、同2位が3位決定戦で対戦。試合は40分ハーフで行われる。リオデジャネイロ・オリンピックに向けて強化を目指す日本は、前日にギニアを3−1で破ったパラグアイとの一戦で大会初戦を迎えた。

 日本の先発メンバーには、GK櫛引政敏、DFファン・ウェルメスケルケン・際、DF岩波拓也、DF植田直通、DF亀川諒史、MF原川力、MF矢島慎也(キャプテン)、MF野津田岳人、MF喜田拓也、FW浅野拓磨、FW富樫敬真が名を連ねた。

 試合は開始3分、ペナルティエリア手前右でこぼれ球に反応した際が、ダイレクトで強烈なミドルシュートを放つが、相手GKに阻まれた。立ち上がりから積極的に出た日本だが、18分に先制を許す。パラグアイは、マティアス・ビジャサンティが高い位置でパスミスをカットすると、そのまま左サイドを抜け出して中央へ折り返し。そこに走り込んでいたペドロ・バエズがフリーで流し込み、先制ゴールを挙げた。

 追い付きたい日本は27分、野津田がエリア手前左で左足を振り抜くが、強烈なミドルシュートはクロスバーに直撃した。主導権を握る日本だが、34分にアクシデントが発生。岩波が相手と接触した際にひざを負傷し、担架で運び出されて、三浦弦太との交代を強いられた。なお、岩波は救急車で地元の病院へと運び込まれた。前半はこのまま日本の1点ビハインドで折り返す。

 日本は、際を下げて三丸拡を投入し後半を迎えた。なお、亀川が右サイドへ移り、三丸は左サイドに入った。49分、矢島のパスをエリア内左で受けた原川が、ダイレクトで左足シュートを放つが、わずかに枠の左に外れた。52分には、野津田がエリア内左で2度シュートのチャンスを迎えるが、いずれも枠を捉えることはできなかった。直後に、富樫を下げてオナイウ阿道を送り出した。

 日本はさらに54分、オナイウ阿道の落としに、エリア内へ走り込んだ矢島がダイレクトでシュートを放つが、相手GKの好セーブに阻まれる。さらにそのこぼれ球に反応した野津田が、ヘディングシュートを放つが、これも相手GKにキャッチされた。

 攻勢を続ける日本は61分、ついに試合を振り出しに戻す。原川の鋭いスルーパスをエリア内左で受けた浅野が、反転から左足シュートを放ち、ゴール右隅に決めた。日本は68分、原川を下げて前田直輝を投入した。

 だが70分、パラグアイに再びリードを許す。エリア手前左のFKでセルヒオ・ディアスが右足を振り抜くと、シュートは枠の左上隅に吸い込まれ、勝ち越しゴールとなった。同点を狙い最後まで攻撃を続けた日本だが、試合はこのまま終了し、1−2で初戦を落とした。一方のパラグアイは2連勝となった。

 日本は23日にU−23ポルトガル代表と、パラグアイは25日にU−23イングランド代表と対戦する。

【スコア】
U−23日本代表 1−2 U−23パラグアイ代表

【得点者】
0−1 18分 ペドロ・バエズ(パラグアイ)
1−1 61分 浅野拓磨(日本)
1−2 70分 セルヒオ・ディアス(パラグアイ)