中国メディアの泡泡網はこのほど、日本政府が2020年度から小中学校や高校にデジタル教科書を導入する方針を固めており、既にデジタル教科書を用いて授業を行っている小学校もあることを紹介した。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 中国メディアの泡泡網はこのほど、日本政府が2020年度から小中学校や高校にデジタル教科書を導入する方針を固めており、既にデジタル教科書を用いて授業を行っている小学校もあることを紹介した。

 記事は現在の日本全国の小中学校におけるワイヤレスネットワークの普及率は24%に過ぎないと紹介する一方、日本政府は今後3年間で100億円を投入して日本全国の小中学校にワイヤレスネットワークを普及させる計画でいると説明した。

 これには2020年度からデジタル教科書を導入するために環境を整える目的があると記事は説明。さらに、学校は各地の避難場所として指定されているため、地震や台風などの災害発生時に学校のワイヤレスネットワークの被災者への提供を政府は承認していると伝えた。

 また、日本政府がデジタル教科書の導入を目指すのは「小学生が背負う重いランドセルの問題を解決するため」という理由もあると主張、さらに教室後方の棚に収納されている子どもたちのランドセルの写真を掲載している。デジタル教科書導入に本当にこうした理由が含まれているかどうかは定かではないが、一部では毎日使用するランドセルは成長期の子どもたちの姿勢に大きな影響を与えるという見方もある。

 デジタル教科書導入の主要な目的は授業内容の質をさらに向上させることにあるが、記事が指摘するとおり、子どもたちの健康面に対する影響も過小評価することはできない。一方で、デジタル教科書導入による視力の低下を心配する声もある。政府は2020年度からの全面的な導入に備えて、米国や韓国などのデジタル教科書先進国からその功罪をしっかり学んでおくべきだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)